Yuriko.Net 個別記事

2005-07-19
晴れ

アルマゲドン

ゆりこ による 13:55:00 の投稿
カテゴリー: 映画

ムービープラスで「アルマゲドン」を放映していたので、ひさびさに見てみました。小惑星の地球への衝突を防ぐため、石油採掘工が宇宙に旅立ち、核爆弾を埋めるための穴掘りをする、という SF ギャグ映画です。

世間では、主人公とヒロインの間のロマンや、感動的な BGM を評価する声があるようです。逆に、地球的災厄の解決をアメリカ一国だけでする「アメリカ絶対主義」がひどいという非難もあるようです。でも、わたしはやはり、石油採掘工が宇宙旅行をする、というバカバカしさが楽しいと感じています (だからあえて「ギャク映画」と書きました:-)。

直径 10km ぐらいの小惑星が地球に衝突したら人類が滅亡するというのは、実は真実なのです。現に、世界的規模で地球に向かっている小惑星を観測する仕組みが整いつつあります。しかし、その小惑星をどうやって地球から反らすかについては、まだまだ決定打がありません。映画では、小惑星の中に核爆弾を埋めて分裂させていましたが、2005年の現在ではこれは失敗するだろうと見られています。現実的な案は、ロケットで小惑星を推進するか、巨大な帆を持つ人工衛星で小惑星を引っぱるか、の2つがあるようです。要は、小惑星の軌道が変化すればいいので、分裂させるよりも動かす方が確実性が高いわけです。

小惑星を分裂させても破片がそのまま地球に向かったら意味がないですし、どれぐらい深く掘れば分裂するかも不明です。映画では 240m 掘っていましたが、実際には巨大なクレーターができるだけで分裂はしないと予想されています。

それでも、映画が「小惑星に行って穴を掘る」という手段を選んだのは、それがオモロイからでしょう。アメリカだけで解決しているのも、ストーリーを単純化するためでしょう。そもそも、穴を掘るのに石油採掘工に頼む、というのがハチャメチャです。「小惑星の危機」というまじめなテーマなのに、これだけアホらしいストーリーにしてしまうのは、さすがハリウッドというところかもしれません。

トラックバック・コメント

コメントはありません。

上に戻る

ごめんなさい。現在コメントフォームは閉じられています。

上に戻る