2006年6月17日の投稿
2006-06-17

むせかえる世界を体験
横浜美術館で25日まで展示されているアート作品「むせかえる世界」に、神戸のさいこちゃんが協力するということで、見学してきました (ドレスのしわがはっきりしている PNG 版写真 189KB)。
ドレスは2ピースで、スカート部分は奥行20m、幅10mのベルベット布という、とんでもなく巨大なものです。それだけ大きいため、ドレス装着者は高さ2mの椅子に座っています。周囲から見学するだけでなく、スカートの中に入ることもできます。アンダースカートなどは履いてないので、下着を見られてしまいます。そういうのを全部ひっくるめたアート作品です。
横浜美術館の入口のすぐ奥に設置されているので、来場者はいきなり巨大ドレスを目にすることになります。この展示を知らない人は、まずその迫力に圧倒され、そして、中央にいるのが人形ではなく、生身の人間であることに驚きます。
そして、ドレスの中に入ってみると、けっこう暑苦しく、まさに「むせかえる感じ」です。頭の上にパフォーマーの足とお尻が見えるというのもありえない光景で、とんでもないです。作者の砂山さんが着用されているとき、15人ぐらい入っているときもありました。
こんな強烈な作品を、見て、体験できたのは、いい経験でした。次回はぜひパフォーマーをしてみたいなーー。