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鳥肌実の講演会を観賞
きょうは、八王子くんだりまで鳥肌実の講演会を見に行きました。右翼的センスを芸風とするお笑い芸人で、そのためテレビ等では全く扱ってもらえないため、ネットや口コミでのみ知られているという希有な存在です。
鳥肌氏を知ったのは、2年ほど前、カフェ玖伊屋である参加者に CD を聞かせてもらったのがきっかけですが、タブー破りのネタに大爆笑しました。「目には目を。ミサイルにはミサイルを」「ホップ、ステップ、玉砕でございます」などのフレーズは、強烈な印象を受けました。
去年は行き損ねましたが、今年は都合が調整できて見に行くことができました。会場 (定員1298人) はほぼ満員で、客層は大学生を中心とする20代男女が中心でした。40代以上は見当たらないという、年齢層は比較的狭い感じでした。
内容は、鳥肌氏が100分ほどしゃべりまくり、北朝鮮のテポドン発射、小泉首相の8月15日靖国参拝、日の丸・君が代問題などを絡めた話で「客に右翼思想のみを植え付ける」内容となっていました。創価学会ネタも多かったのは場所柄でしょうか;-) わたしが気に入ったのは、ちょっとウラ話っぽい「公演の広告を新聞に掲載しようと各紙に電話したら、『朝日は断わられたが、産経はウケがよく、(チラシについている) 日の丸も大きくしましょう、とまで言ってきた』」というネタでした。
しゃべりのあとは、20分ほど、映像を流したり本人がパフォーマンスをして締めでした。
もちろん、鳥肌氏は、本気で右翼思想を広めるわけではないでしょう。また、天皇や戦争を礼賛をすることがタブーになっている現状に対するアンチテーゼというわけでもないようです。単に「他の人がしていないネタだから」というのが狙いっぽいようです。確かに、右翼ネタは、法律には触れないし、犯罪を助長するわけでもありません。芸風としてはアリな形態ですよね。ただ、テレビや雑誌で大きく広告が打てないことが欠点なだけで;-);-)
なお、下ネタが結構多いので、それが苦手な人は好きになれないと思います。ひょっとすると、子供が見てはいけないように、わざとセックスの話題を入れているのもしれませんね。