2007年1月07日の投稿

2007-01-07
雨

くりでん乗り納め

ゆりこ による 2007-01-11 00:05:17 の投稿
カテゴリー: 旅行

旅行2日目は今回のメインと言うべき「くりでん」ことくりはら田園鉄道の乗車です。廃止が決まっている路線にあわてて乗りに行くのは好みではないのですが、一度は見ておいた方がいい路線だと考えて、ぎりぎりにならない程度に乗っておくことにしました (くりでん写真集)。

細倉マインパーク駅に停車する列車の写真

天気はあいにく雨。予想通り、鉄道ファンと思われる人が多かったのですが、地元の家族連れと思われる人も多く見られました。湿気で窓ガラスが曇ってしまい、外の景色は楽しめなかったり、写真撮影もままならなかったのは残念なことでした。路線名称に違わず風景は田んぼだらけ。市街地の中を通ってないので、貨物輸送なき今は廃止されても仕方ないかもしれません。

でも、栗駒駅近所の「みちのく風土館」で開かれていた「第3回・くりでんの歴史展」を見て考えが少し変わりました。貨物輸送用として計画されたものの、栗原市の発展を考えて旅客輸送にも力を入れていたことが分かったためです。栗原市内を縦横に張り巡らす路線計画があったり、奥羽本線の院内まで伸ばす計画 (のちに湯沢までの延長に変更) があったりしました。また、栗鉄と国鉄との連絡運輸もしていて、栗駒〜東京都区内の常備券もあったようです。これらを見ると、栗原の発展のための鉄道だったということが伝わってきて、廃止されるのがもったいなく思ってしまいました。

しかし、東北新幹線が開通して「くりこま高原駅」が比較的市街地に近いところにできてしまったし、細倉鉱山が閉鎖されて貨物輸送も終了したことが、栗鉄の命運を断ってしまいました。特に新幹線の影響は大きかったでしょう。くりでんの路線が市街地の中心を走っていれば新幹線との連絡駅もできたでしょうが、現在の路線では新幹線駅を大前付近に作ってもあまり意味がなく、廃止はやむなしと思います。

むしろ、あえて廃止を受け入れて、その後は NPO などが観光目的の「保存鉄道」として維持した方がいいでしょう。これは鹿島鉄道にも言えることです。古い設備が残っているだけに、現役の鉄道として残そうとして近代化してしまう方がまずいと思えるからです。

細倉マインパークはパラダイス

ゆりこ による 2007-01-11 03:30:08 の投稿
カテゴリー: 旅行

マインパーク料金所の写真

くりでん乗車のついでに、終点にあるテーマパーク「細倉マインパーク」に寄ってみました。くりでんが廃止されたらテーマパークもいずれ潰れるかもしれないこと、このテーマパークが、探偵!ナイトスクープで言う「パラダイス」的なものらしいことが理由です (細倉マインパーク写真集)。

詰所にいるマネキンの写真

果して、行ってみると本当にパラダイスでした。前半の鉱山紹介はマトモなのですが、少々凝りすぎです。詰所を模した展示は、めちゃめちゃリアルなマネキンが居て「うわ、作業員がおる」と思ってしまったし、発破体験シーンではマンガに出てきそうな起爆スイッチ (四角い箱の上にT字バーがついている) があったり……。

ホソキュリアン遺伝子受胎空間の写真

でも、極めつけは後半の「タイムトラベルゾーン」です。「地球や自然と私たち人間の環境に大きな課題があり、大自然との関わりについて目覚めてもらうべく創造した世界」ということのようです。これだけでも新興宗教がかっていますが、「ホソキュリアン」という生命体を創造してしまっています;-) 「細倉マインパークに生まれ、人間と自然とのより良い関係を模索する新しい生命体」という説明だけでかなりキテいますが、そのオブジェもかなりすごいです。

その後も、山神社があるわ、太陽の神・天の神・火の神があるわ、恐竜の巣があるわ、森の精がいるわで、テーマパークというよりアート作品に近いレベルになっています。わたしは存分に楽しめましたが、「金返せ!」という人は絶対いそう;-) なお、列車の時間が迫ってて、通常40分で巡れるところを30分ちょっとで出てしまったのは、ちょっともったいなかったかも。砂金取り体験 (追加800円) も20分の時間制限でできるので、合計でたっぷり1時間強は見ておきたかった……。駅とマインパークが片道10分弱かかるので、列車の折り返しが70分しかなかったのは時間不足でした。デジカメのバッテリー残量が怪しく、くりでん若柳駅で車庫とか撮るために電池温存するべく、写真もあまり撮れなかったのも残念。

また、駅近くに鉱山資料館というのがあるそうで、こちらはオーソドックスな展示という噂です。細倉は実は、陸羽東線の池月駅から15kmほどと比較的近いので、くりでんが廃止になってもアプローチできそうなので、機会があればマインパークと鉱山資料館の両方に行ってみたいです;-)