2008年2月の投稿
2008-02-02


WordPress 向け携帯電話閲覧・管理プラグイン Ktai Style のバージョン 0.99 をリリースしました。主な改良点は以下の通りです。
- default, compact, redportal テーマでは、コメント投稿時に必須事項 (コメント本文、名前、携帯電話情報など) が記入されてないとき、コメントフォームを再び表示してその上部にエラーを出すようにしました。(画面サンプル参照)
- フロントページ (ウェブログのトップページ) は、端末のキャッシュに残さないようにしました。
- UTF-8 で記述されたハートマーク等のトランプマーク、および ♥ 等の実体参照を絵文字に変換するようにしました。(画面サンプル参照)
- admin フォルダーをサーバーに転送しなかった場合 (管理機能を使わない場合)、携帯電話から通常のログイン画面・管理画面へのアクセスも遮断するようにしました。
- SoftBank 用エミュレーター (ウェブコンテンツヴューア) からの閲覧でも携帯電話表示になるようにしました。
- (その他の更新点)
今回は、正式版 (バージョン1.00) に向けてのバグ修正がメインです。非常に細かい改善を行なっています。機能改良としては、コメント投稿時にエラーが出たとき、入力フォームと同じ画面に表示させるようにしたことです。WordPress 標準では別画面に遷移してエラー表示しますが、端末によっては、前の画面に戻ったときに入力内容が消えてしまうため、使い勝手がよくありません。フォームと同じ画面でエラー表示すれば非常に使いやすくなります。ただし、この機能の実現のため、多少アドホックな実装を行なっています。
また、今リリースでは、Ktai Style 利用者の方のウェブサイトを巡りまして、細かな要望を拾って、いくつか採用しています。大きな改変が必要なものは後回しですが……。今後も、要望などありましたが、当エントリーにコメントしたり、WordPress Japan フォーラムに書くなどの方法で伝えてもらえれば幸いです。
当面は Ktai Style の開発は一息置きまして、wp-mta と wp-shot の機能を統合したモブログプラグインの開発を進めようかと思います。本当は1月末がリリース目標でしたが、遅れていますので……。コードは書けているのですが、テストが全然できていないので、公開できる状況ではありませんです。
2008-02-04

おとといリリースした Ktai Style 0.99 ですが、細かいバグがあることが判明しました。
- 画像の alt 文字列に「キ」という文字列があると、この文字が破壊されてしまう。例えば、alt=”ランキング” の場合、[画像:ランング] と表示されてしまう。
- バージョン 0.92 で実装した「1×1 ピクセルの画像を無視する」が機能していない (alt=”" な画像を無視する機能は動作していた)。
- get_bloginfo(’url’) が空のとき、ハイパーリンクがおかしくなる。ただし、get_bloginfo(’url’) が空ならば自動的に get_bloginfo(’wpurl’) の内容を使うので問題にならない。get_bloginfo(’wpurl’) が空の場合は、そもそも WordPress が正常動作しない。
ks_comments_post_link() に誤記があって、コメント投稿リンクを表示させると XHTML 文法エラーになることがあった (バージョン 0.99 のみエンバグ)。
「ランング」問題は、実は kses.php の問題でした。WordPress 本体の kses.php を流用したのですが、その大本がマルチバイトを考慮せず「『キ』を破壊する」コードとなっています (厳密には 0xad を壊す)。これは本家に報告が必要ですね……。
これらを修正したコードは、今月下旬ごろバージョン 1.00 としてリリースする予定ですが、今晩ぐらいには CVS リポジトリーにアップしておきます。
これらの不具合はすべて利用者のみなさんからの報告等で見つかったものです。多種多様な WordPress サイトで問題なく動くためには、実運用での実績が必要ですので、今後もよろしくお願いします。
[追記: 2008-02-06] ks_comments_post_link() のバグを追加しました。
余談ですが、新規に WordPress をインストールした事例でも Mobile Eye/Mobile Eye+ を使っているサイトがあるようです。利用しているサーバーが PHP4 で Ktai Style が使えないのか、単に情報収集が甘くて Ktai Style の存在を知らないのか……。前者は仕方ないとしても、後者については、もっと広報をがんばらないといけませんね。
もっと気になるのは、メール投稿プラグインとして SOMY Mobile Gate を採用している場合です。こちらは「作者が開発中止と言ってる」 (==サポートがない) ので、自力でコードを修正するスキルがない限り、使うべきではありません。
拙作の WordPress 用携帯電話対応プラグイン「Ktai Style」ですが、附属ドキュメントだけでは分かりにくい項目を解説した文書を作って「よくある質問と答え」として公開しました。次期バージョン 1.00 では配布物に同梱する予定です。
従来のドキュメントはリファレンス的な内容がメインで、初心者の方には分かりずらくなっています。Ktai Style の普及のためには、チュートリアルとなる文書も必要だろうと思っていて、今回の「よくある質問と答え」はその一歩となります。
一番いいチュートリアルの作成方法は、「WordPress と Ktai Style で作る最強携帯サイト」という本を書くことでしょうが、それはさすがに大変です
そもそも、現状の Ktai Style では最強の携帯サイトを作れるまでのプラットフォームにはなっていませんし……。(携帯電話対応のプラグインとしては、最強に近いと思っていますが
2008-02-05
読売新聞の記事によると、6日に知事に就任する橋下徹氏は、図書館以外の施設は不要と考えていて、府立体育館やドーンセンターなどの施設を廃止・売却することを検討しているそうです。
大阪府知事に就任する橋下徹氏(38)は4日、府幹部との協議の中で、83の府立施設のうち、中之島図書館(大阪市北区)と中央図書館(東大阪市)の2施設以外は「不要」との考えを明らかにした。
行財政改革の一環で、大相撲春場所の会場である府立体育会館(大阪市浪速区)や、女性総合センター(ドーンセンター、同市中央区)、上方演芸資料館(ワッハ上方、同市中央区)などの施設については廃止・売却の検討を行うよう指示した。知事就任後、庁内に発足するプロジェクトチームで検討を進め、6月に結論を出すという。
財政がめちゃめちゃな大阪府だけに大ナタを振う必要があるとはいえ、ドーンセンターに手をつけるとは思い切っています。これは相当反発があるでしょう。ドーンセンターを民間に売ったならば、オフィスビルとかに立て替えられてしまって、ジェンダー関連のイベントを開くハコとしては存続できない可能性が大ですから。
まあ、こういうハコモノを「府」が持つ必要があるかというと微妙で、そもそも作るべきではなかったわけですが (市町村が作る方がよい)、作ってしまったものを廃止・売却しろ、というのは、なかなかに難しいものがあります。大阪市ですら、フェスティバルゲートの売却に苦労しましたから……。
わたしは、もともとタレント知事を信用していないのですが (東国原も然り)、この問題をどう切り抜けるかは、注目したいところです。
2008-02-06
Ktai Style 0.99 をリリースしたことですし、正式版 1.00 の予定を書いておきます。以前書いた「0.99 の予定」では、2つだけ実現しています (期待していた方ごめんなさい)。WordPress 2.5 対応は、2.5 のリリースが3月らしいので見送りです。
残りの項目も、搭載してみたいのですが、バグを作り込みたくないので、ほとんど見送って、バージョン 1.10 での搭載としたいと思います。今のところ、以下のバグ修正および機能改善を行なっています。
- img 要素の alt 要素などで、特定の文字 (「キ」や「業」など) が破壊されてしまう不具合を修正。
- 1×1 ピクセルの画像 (アフィリエイトやレイアウト調整用) を非表示にする機能が有効になっていなかったバグを修正。
- WordPress の一般設定で、get_option(’home’) を設定していないとき、ハイバーリンクが不正になることがある問題を修正。
- 次の独自フィルターフックを追加しました: external_link
今後は、サムネール画像を作っていないとき/サムネール画像が 5KB を越えてしまっているときの処理を改善すべく、検討しているところです。サムネールに元画像へのリンクを張っている場合は、元画像のサイズをチェックして、閲覧している端末で表示できなさそうならば元画像へのリンクを無効 (グレーアウト) にしています。しかし、サムネール自体はサイズを確認せず、そのままリンクに変換しているので、端末によっては見られないことがあります。
あと、画像への直接リンクではなく、画像だけを1ページ (attachment page) で見せるやり方もノーチェックなので、早めに確認する予定です。
本当ならば、PHP の GD を駆使して、端末に最適化されたリサイズ機能などを提供したいのですが、それを実装するのは時間がかかるので、バージョン 1.10 以降にする予定です (気がかわって 1.00 に搭載するかもしれませんが)。
1月28日に発表された au の春モデルですが、EV-DO Rev.A 対応については記載がありませんでした。KCP+ 採用端末も非対応なのか疑問だったのですが、お客様センターに問い合わせたところ、W61SA, W61T, W61S の3機種 (== KCP+ 端末) は Rev.A 対応だという回答が得られました。逆に、それ以外の端末は非対応です。したがって、「Bluetooth と防水が一緒にならない」に加えて」「Rev.A と 防水が一緒にならない」というわけです。
そうなると、今回の新機種はどれも見送りですね……。KCP+ になれば、Rev.A + Bluetooth 対応になるわけで、KCP+ + 防水の端末が出ることに期待しましょう。
2008-02-07
先日発売されたキッズケータイ F801i は、ドコモにおける防水 + GPS の唯一の組み合わせです。しかし、調査したところ、カメラ画像に GPS の位置情報は貼り込めませんでした。905i シリーズはできるので、同時期に発売された当機種にも期待されたのですが、できないとは残念です。
705i シリーズは依然として GPS 未搭載なので、906i シリーズで防水対応端末が出るか、F706i に GPS 搭載 (カメラ画像に位置情報埋め込み可) されることを期待しましょう!!
2008-02-10
ウェブサーバーの設定不良により、本日あさ6時26分ごろから17時45分ごろまで、サイトが見られない状態でした。申し訳ありません。
2008-02-13

Ktai Style では、外部サイトへのリンクは以下のような扱いになっています。
- FOMA 端末の場合フルブラウザを起動するリンクに変換
- EZweb 端末の場合、PCサイトブラウザを起動するリンクに変換
- mova, ソフトバンク端末の場合、中継ページに遷移するリンクに変換
- WILLCOM, その他端末の場合は直接リンク
この仕様は、各種の PC サイト変換サービスを使いたくないという理由で決定しました。これは、Mobile Eye+ に対するアンチテーゼなのです。Mobile Eye+ は、外部サイトや大きい画像について、外部の変換サービスにリンクする中継ページを出す仕様ですが、画像変換サービスの1つに「ポルノサイトの広告が出る」ものがあったり (現在はアフィリエイト業者の広告に差し替えられた)、PC サイト変換はあまり馴染みのないサービスを使っていました。サイト設置者は Mobile Eye+ の Readme を見れば、それら変換サービスについて理解できますが、不特定多数の閲覧者にとっては「中継ページが不審」になってしまいます。それはよくないと思ったため、中継ページを廃すべく、フルブラウザ/PC サイトビューアーをいきなり起動するという凶悪仕様としたのです。
でも、ソフトバンク端末の場合は直接フルブラウザを起動することができないし、mova 端末にはフルブラウザがないしで、これらの場合は中継ページを出さざるを得ませんでした (でも変換サービスへのリンクはなし)。
ユーザーのみなさんからも、「フルブラウザじゃなくて jig ブラウザを使いたい」「PC サイトビューアーと携帯変換サイトを選択させてほしい」などの意見を頂きました。どう仕様変更するか悩みましたが、結局、Ktai Style 1.00 からは「i-mode, EZweb, Yahoo! ケータイでは一律中継ページを出す」ことにして、FOMA, WAP2.0 端末の場合はフルブラウザ/PCサイトビューアー起動リンクをそこに載せることとしました。
残念ながら、i-mode ブラウザーから jig ブラウザを起動する方法が分からないので、jig ブラウザへの対応は完全ではないですが、中継ページにはリンク先 URL が出ているので、これをコピーしてから jig を起動して、ペーストしてやればいいかと思います (そんな操作が可能なのかな??)。
興味ある方は、CVS リポジトリー から 1.00 ベータ版を入手して試してみてください。
2008-02-15
そろそろKtai Style の正式版となるバージョン 1.00 をリリースしようと考えていまして、コードを微調整しています。各キャリアにおいて文法違反がないように、各種エミュレーターで閲覧してエラーが出ないかどうかの確認も行なっています。
その作業において、「<u>タグは使用できないため無視されました。」というログが出ました。そう、「i-mode HTML には u 要素がない」のです。情けないことに、今まで気がつきませんでした。b, i, em, strong 要素もありません。他キャリアについて調査すると、EZweb では、u 要素だけが存在し、SoftBank 用 XHTML の場合は b, i, u, em, strong 要素が使えます。Ktai Style の附属テーマでは、日付表示部分で u 要素を使っていますが、これはダメということですね……。
単純に附属テーマから u 要素を外すか、i-mode のときは u 要素を削除するか、検討したいと思います。たぶん前者になると思いますが。
2008-02-16
さきほど、WordPress 携帯対応プラグイン「Ktai Style」の正式版となるバージョン 1.00 をリリースいたしました。主な変更点は以下の通りです。
- ウェブログ URL の配下にある画像すべてに対して、サイズが大きくて閲覧中の端末で表示できないと推測される場合、リンクにせず、alt 文字列やファイルサイズを表示するようにしました (従来は、サムネールにリンクした元画像だけサイズを確認していました)。
- ドコモ、KDDI の場合も、外部サイトへのリンクは中継ページを出すようにしました。
- スマートフォン等「その他」端末において、携帯向けログインフォームからも PC 用ログインフォームに移動できるようにしました。
- 携帯テーマにおいて style.css ファイルを必須ファイルとしました。
(追記: 自作携帯テーマを使っている人はテーマの修正が必要です。でないと、PC 版テーマが default に戻ります)
- 固定ページで、ページテンプレートの指定を反映するようにしました。
- img 要素の alt 要素などで、特定の文字 (「キ」や「業」など) が破壊されてしまう不具合を修正しました。
- 1×1 ピクセルの画像 (アフィリエイトやレイアウト調整用) を非表示にする機能が有効になっていなかったバグを修正しました。
- (その他の更新点)
9月から始めた携帯プラグイン開発も、やっと正式版と言えるバージョンを出すことができました。結果的に Mobile Eye/Mobile Eye+ より高機能なものとなりました。これもみなさまの意見を取り入れて改良を続けた結果です。ありがとうございます。今後は、以前予告した機能追加を実装する予定です。
PHP5.2.0 対応サーバーで WordPress 2.2 以降を使っているならば、ぜひ Ktai Style をお試し頂けると幸いです。簡単に、かつ、強力なモバイル対応ができること請け合いです。特に、携帯電話から WordPress ウェブログの管理ができるものは、すごい特徴となっています。
2008-02-17

きのうリリースした Ktai Style ですが、WILLCOM 端末でマイナーなバグを見つけてしまいました。ks_use_appl_xhtml() テンプレートタグ (インラインスタイルシートを使うよう指定) を使ったとき、WILLCOM WX310K では期待した表示になりませんでした。
0.99 までは、ks_use_appl_xhtml() の適用範囲を FOMA, EZweb WAP2.0, SoftBank 3G のみに限定していましたが、1.00 から WILLCOM も追加しました。このとき表示テストをして、問題ないことを確認した *つもり* でした。しかし、リリース後に WILLCOM で確認してみると、text-align:right などの指定が効いていません。「ケータイモード」ではインラインスタイルシートを無視するのでしょう。開発時の確認が不十分だったようです。
ks_use_appl_xhtml() テンプレートタグは、附属テーマではどれも使ってなくて、自作テーマを使うとき用のオプションです。このため影響は軽微と考えて、次のリリースで修正することにします (WILLCOM を適用範囲から外す)。
[追記 22:45] もっと影響の大きいバグもありました。WordPress をホスト名直下にインストールしている場合 (http://example.jp/wp-admin/ で管理画面にアクセスできるとき)、テンプレートタグ get_stylesheet_directory_uri(), get_template_directory_uri(), ks_theme_url() の返り値で先頭のスラッシュがダブってしまいます。携帯テーマで ks_theme_url を使って画像を表示させている場合、うまく表示できないことになります。携帯テーマで画像を入れている人は少ないでしょうが、上記バグよりは影響が大きいと思います。来週土曜日ぐらいに修正版 1.01 を出すことにします。
[追記 2008-02-18 01:05] バグというより仕様なのですが、携帯テーマに style.css が存在しないとき、PC 版テーマが default に戻るという動作をします。抑止は困難と思っていたのですが、ちょっとした改良で回避できることが判明しました。比較的影響が大きい事象ですので、対策版であるバージョン 1.01 は今日中 (2月18日) にはリリースしたいと思います。

WX310K の修理案内が来たのですが、本日やっと、新宿のウィルコムプラザに出向いて修理に出しました。
当然費用は無料で、代替機も WX310K で同じ色でした。新品ではないですが傷や汚れが少ない状態のものでした。画面も明るく、心なしか動作も軽快です;-) 電池ボックスには [AIR] の表示があるので、AIR 発番対応ずみ端末となっています。
修理は2〜3週間ぐらいかかるということですが、当面は遠出の予定がないので大丈夫でしょう。3月1日に偕楽園に行くかもしれませんが、おそらくイー・モバイル圏内でしょうし。
修理時には「Bluetooth 搭載機がでないので2年も使っている。早く BT 搭載の後継機が欲しい」と要望を出しておきました。とりあえずは、修理完了時に WX310K の電池を買い増しして、今後の新機種に期待しましょう。
[追記 2008-02-23] 代替機一式が入った袋の写真を追加しました。
2008-02-18

WordPress 携帯対応プラグイン「Ktai Style」のバグ修正バージョン 1.01 をリリースいたしました。変更点は以下の通りです。
- 携帯テーマに style.css が存在しないときの動作を改善しました。現在のテーマに style.css がないとき、携帯電話テーマを default に差し替えるようにして、PC 版テーマが default に戻る挙動は回避されるようにしました。管理画面では style.css がないテーマは認識しないようにしました。
- ホスト名直下に WordPress をインストールしているとき、WordPress テンプレートタグ
get_stylesheet_directory_uri(), get_template_directory_uri() および Ktai Style 独自テンプレートタグ ks_theme_url() の返り値で先頭にスラッシュがダブっていたのを修正しました。端末によってはテーマの画像などが正しく読まれなかったのが直ります。
ks_use_appl_xhtml() の適用対象から WILLCOM を外しました。バージョン 0.99 まで非対象、バージョン 1.00 で対象としましたが、インラインスタイルシートが認識されないため適用中止とします。
- WordPress 2.3.x の場合、携帯管理画面の「コメント編集 (閲覧モード)」「コメント編集 (一括編集モード)」「コメント承認」で “Previous Page”, “Next Page” がローカライズされていなかったのを修正しました。
今回は、正式版 1.00 に対するバグ修正です。独自の携帯テーマを作っている/作ろうとしている人には影響が大きいものばかりですので、ぜひとも適用をお願いいたします。
[追記 2008-02-19 14:30] バージョン 1.00 では、自作携帯テーマを使っているとき、以前のバージョンからのアップグレード時に style.css を追加するのを忘れると、PC 版テーマが default に戻るという挙動をしていました。ユーザーからしてみれば非常に不可解な動作なのですが、開発時は回避が困難と判断して、ドキュメントで注意を喚起することにしました。で、「以前のバージョンからの更新方法」には明記しました。しかし、実際にはそれでは不十分なようで、トラブルが発生した事例が出てしまいました。ご迷惑をおかけいたしました。
当初から「ユーザーにとって分かりやすい仕様にする」という開発方針なのですが、バージョン 1.00 での仕様変更はそれに沿わないものでした。なのでドキュメントで補完することにしましたが、それが不十分だったのは、非常に悔しいばかりです。その後、うまく回避する方法を発見してバージョン 1.01 で実装したので、もう「PC 版テーマが default に戻る」なんてことは起きないと思います。
「ユーザーにとって分かりやすい仕様にする」ために、実現したことは他にもあります。(結果として Mobile Eye+ の批判になっていますが、あまり気にしないでください。Mobile Eye+ は WordPress 2.0.x 系統や PHP4 に対応しているなど、すばらしい面もありますし)
- インストールは ktai_style フォルダを wp-content/plugins に入れるだけでいい。Mobile Eye/Mobile Eye+ のように、WordPress のルートフォルダ直下に mobile-comments-post.php を入れたり、settings.php のパーミッション変更をしなくていい。
- 外部リンクを辿ったときの中継ページの文言を分かりやすくした。Mobile Eye+ のそれは、不親切で不審に思える。
その反面、機能が増えすぎて、分かりにくくなっている面もありそうです。携帯キャリアごとのテーマ設定や、中継ページを使わず直接リンクを張るサイトの設定は、少し高度な機能なので理解しにくいかもしれません。このへんは、マニュアルの充実や、管理画面の文言を工夫する必要がありそうです。
2008-02-19
本日、ウィルコムが、新しいデーター通信専用プランとして、月額3,880円 (税込) の「新つなぎ放題」を、3月21日から導入すると発表しました。1x 〜 8x パケットまで対応ですが、音声通話不可・回線交換 (PIAFS) 通信不可・長期利用割引適用外・A&B割適用外・複数回線割引適用外です。
やっと、ウィルコムからイー・モバイル等への反撃が始まったと言えますね。個人的には「長期利用割引不可・複数回線割引不可」というのは不満ですが、それ以外はあまり問題ないと思います。長年のユーザーとしては、通常料金を 3,990円 (税込) にして、長期利用割引を適用したら 5年オーバーで 20% 引き (3,192円) としてもらえれば、うれしいところですが (A&B割は未適用でいい)。
わたしは現在、つなぎ放題に、長期利用割引・年間契約割引・A&B割が適用されて 3,654円となっているので、新つなぎ放題に移る予定はありません。226円足したら 4x パケットになるとも言えますが、4x パケットがどれだけ速いは不明ですし、音声通話ができなくなるのはちょっと不便ですし……。
でも、今回のプランは PC 通信を併用するスマートフォンユーザーには不満でしょうね。ウィルコム定額プラン (2,900円) にデータ定額 (1,050円〜3,800円) を使うと、スマートフォン単体での通信ならば、上限になっても「新つなぎ放題 + ウィルコム定額プランとほぼ同額」なので、不満はないでしょう。でも、PC通信をすると、データ定額の上限が 6,300円になりますから、「新つなぎ放題 + ウィルコム定額プラン」の合計金額との差が大きすぎます。いっそのこと、PC通信をしたときの上限アップを廃止 (PC通信でも上限3,800円) にする必要があると思います。そうしないと、今度はスマートフォンユーザーが逃げますよ〰。
Ktai Style のバージョン 1.00 および 1.01 のリリース記事に、なんと、wp-ktai.php の作者さんからトラックバックを頂いてしまいました。ありがとうございます。Ktai Style を使っていただけるのは非常に感激でありますが、それは「もはや wp-ktai.php は開発終了である」ことを意味するだけに、少し複雑な心境です。
わたしの WordPress 歴は 2.0.4 からで、すでに Otsukare さんの Mobile Eye が存在していたため、wp-ktai.php は使ったことはありません。しかし、Ktai Style の開発において wp-ktai.php というスクリプトがあることは把握していました。稼動している画面を見ると、相当 MT4i を意識している作りだということも分かりました。
wp-ktai.php の配布サイトを見ても、新バージョンが出ておらず、スパムコメントも放置されているので、開発が継続されていないことは推測されたわけですが、作者が別の携帯対応プラグイン (Ktai Style) を使うことで、それが確定したことになってしまいました。開発お疲れさまでした。
それと似た状況は WordPress ME にも言えます。ME のメンテナーは現在 hiromasa さんが担当されているはずですが、ご本人のウェブログは WordPress 2.3.x に移行されているので、これまた似た状況 (== 事実上 ME は開発終了している) です。WordPress 2.2.x 系統は本家版ではサポート終了しており、2.3.x 系統に移ることが推奨されているので、ME 版が 2.2.3 で終わっていることは、セキュリティー的にも好ましくない状況です。公式にも「WordPress ME は開発終了です」とアナウンスするべきではないでしょうか……。
「開発者が自らそのツールを使ってないことで、開発終了と決めていいのか」という意見があるでしょうが、WordPress はウェブログという「自己表現のためのツール」ですから、そう判断していいと考えています。