2008年3月21日の投稿

2008-03-21
くもり

WordPress 2.5のプラグイン自動アップデートへの対応をどうするか

ゆりこ による 11:56:47 の投稿
カテゴリー: WordPressハック
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拙作プラグインのうち、Ktai Style, Lightweight Google Maps は WordPress 2.5 での動作を確認ずみですが、他のものはまだです。実は、JSeries Notifier は、動作するものの、更新通知表示が英語のままであるという問題があります。WordPress 本体のローカライズ文字列が変更になったためです。対応するには、WordPress のバージョンを判別して、それぞれに合わせた文字列を使えば OK です。

しかし、実際にはそれでは十分ではありません。なぜなら、WordPress 2.5 の更新通知には「自動アップデートする」というリンクが含まれるからです。ところが、JSeries のプラグインがすべて自動アップデートに対応しているかというと、必ずしもそうではありません。残念なことに、Ktai Style はそのファイル構成上、対応していません。

WordPress 2.5 の自動アップデートは、一時フォルダにプラグインの展開を試みて、成功すれば稼働中のものと入れ替える仕組みです。ところが、Ktai Style は、プラグインの内部にユーザーの自作テーマを入れられるので、この手順でアップデートされると、その自作テーマが消えてしまいます。(JSeries ではありませんが) Mobile Eye+ も、設定ファイルをプラグインフォルダーの内部に生成するので、自動アップデートすると設定ファイルがなくなります。

自動アップデートに対応するには、ユーザーの自作テーマを wp-content/plugins/ktai_style/themes/ ディレクトリーの外に保存させるしかありません。wp-content/ktai-themes/ ないしは wp-content/themes/ktai/ というディレクトリーを作ってもらって、そこに保存するとかの手を検討してみますが、分かりやすさが落ちますよね……。

プラグインの自動アップデートが、既存のものに上書きする仕組みならば自作テーマは消えませんが、上書きだと、余分なファイルが残ったり、展開に失敗したときの復旧が困難という問題があるので、そういう仕組みに変わる可能性は低いでしょう。

余談ですが、Yuriko.Net を収容しているサーバーは FTP が使えない (SSH/SCP/SFTP のみ) ため、自動アップデートは使えません。自動アップデートが FTP のみというのは、2008年の設計ちゃうやろ〜〜と思いますが、SFTP に対応するとなると大変そうです。対応してほしけりゃ自分でパッチを書いて送るしか ;-)

[追記] そもそも、Ktai Style をはじめ、わたしがリリースしたプラグインはすべて tar.gz もしくは tar.bz2 型式なので、自動アップグレードに対応していません。アーカイブの展開は unzip_file() しか行なってないので、zip 型式以外はそこでエラーになりそうです。でも、zip 型式は好みじゃないし、Mac OS X からクリーンな型式で吐き出すのは面倒なんですよね (普通に操作すると __MACOSX__ というフォルダーができてしまう)。

プロが作る携帯プラグインの出来はどうか

ゆりこ による 23:06:33 の投稿
カテゴリー: ソフトウェア

テクノラティで「WordPress 携帯」と検索していると、WordPress をベースにした「携帯用アフィリエイトサイト・ビジネス用サイト作成プラグイン JUMP」というのを見掛けました。広告や絵文字を挿入するには投稿画面の右サイドバーに並んでいる「置換タグ」を挿入する、というのは興味深いインターフェースです (動画での説明もある)。

しかし、説明サイトが作りかけである (そのくせスパム被弾しまくり)/WILLCOM やイー・モバイルに対応してない/使える絵文字は255文字だけ/WordPress 2.5 対応するか不明/予価3万円 (先行モニター価格は1万円) もする、など問題ありまくりです。どうみても Ktai Style の敵ではないようで、安心してよさそうです;-) WP MOBILE もそうですが、プロだったらもっとマトモなものを作らないと ;-) 今後よくなることに期待しましょう。フリーウェアに負けてたらダメですよ!!

あと、「携帯対応」を名乗るなら、WILLCOM とイー・モバイルに対応してナンボと思いますが、なぜ WILLCOM を無視する業者がこれだけいるんでしょうね?? ユーザーが少ないからコストに見合わない、という判断をしているならば、それは WILLCOM ユーザーを見下していますね。WILLCOM というマイノリティーを選択する人は、特有のセンスを持っているので、ある種のマーケティングをすれば思いっきり儲かるかもしれないのに。

[追記] タイトルを「プロなのにロクな出来じゃない携帯プラグイン」から改題しました。叩きつつも応援する趣旨だったのですが、叩き記事に見えてしまうためです。

男性専用車両は痴漢冤罪に役立たない

ゆりこ による 23:55:00 の投稿
カテゴリー: ジェンダー・セクシャリティー

ZAKZAK に「大阪市交通局に男性専用車両を作って欲しいという要望が殺到している」という記事が載っていました。「冤罪に逢いたくない」という気持ちは分かりますが、発想が貧弱すぎます!! 女性専用車両ですら、痴漢の撲滅に役立たたず、そもそも性差別を助長している存在なのに、男性専用車両なんて作ったら、性差別・性区別の世の中を助長してしまうではないですか。「区別したら冤罪が撲滅できる」なんてアイディアは薄っぺらいものです。

ちょっと考えただけでも、「男性専用車両に*乗らない*人は、痴漢する人だと思われる可能性がある」「列車の混雑状況が偏ってしまう」などの問題があります。だいたい「男性専用車両」なんて考えただけでキショいですよね;-) 余談ですが、女性専用車両もキモいと思いますし、「専用車両に乗らない人は痴漢されてもいいと思われてしまう」「少年に対する痴漢を防止できない」などの問題があります。

地下鉄御堂筋線で発生した冤罪事件の根源は、駅員および警察が「被害者 (と思われる人) を信用しきってしまう」「疑わしきは逮捕」という運用を行なっているからです。そして、そういう状況があるからこそ「でっちあげ事件が成功する」と思う犯罪者が出てくるのです。まずは、警察が、両者の言い分をしっかりと聞くことが先決です。痴漢では冤罪が多いのですから、当事者のみをしょっぴくのではなく、周囲10mぐらいの目撃者全員を確保するぐらいの運用をするべきでしょう。そして、でっちあげ事件をなくすべく、「痴漢はアカン」ポスターに続いて「痴漢でっちあげもアカン」キャンペーンをするべきでしょう。

今回の冤罪事件は、満員電車ではなく、閑散時間帯であったことが悲しいところです。満員電車に対しては「警備員を載せるべき」という意見を持っていますが、閑散時間帯の場合は警備員を載せるコストが担保できません。嫌なことですが、通勤車両でも防犯カメラを搭載するしかないのかも。とにかく、男性専用車両では問題の根源が解決できません。再考しましょう。「でっちあげ犯罪」をするような悪者は男性専用車ができても仕掛けてくるでしょう!!「警察しっかりしろ」運動の方が効果ありますよ〜〜。