2008年6月10日の投稿

Ktai Style のテーマ集サイト案
Ktai Style の普及のため、携帯テーマ集のサイトを作ることを考えています。Ktai Style には4テーマ附属していますが、default と compact はほぼ同じデザインのため、実質3デザインとなっています。さすがに Ktai Style に附属させるテーマをこれ以上増やすのは嫌なので、ウェブでテーマを入手できるようにしておけば、「こんな携帯サイトが作れるのかー」となって、Ktai Style がより普及するのではないかと思っています。
まだ携帯テーマを大きくカスタマイズさせている人は少ないようで、ましてテーマを配布している人はほとんどいません (Lovelog+* ver6k ぐらいしかない?)。これは附属携帯テーマがちょくちょく変更されることも理由かもしれません。(一応、古いテンプレートでも動作するよう配慮はしています)
現在開発中のバージョン 1.501.40 では、テンプレートのインデントをある程度自由に入れられるようになるため、その時点で、テーマ集サイトを立ち上げようかと思っています。WordPress Theme Viewer みたいに凝った作りは魅力的ですが、最初はどうせ数十テーマぐらいしか作れないでしょうから、スクリーンショットを並べるだけでいいでしょう。となると、Ktai Style 配布サイトで「テーマ集」のサブページを作るだけでよさそうです。
で、1つ気になっているのが、ライセンス回りです。WordPress および Ktai Style が GPL v2 のため、テーマも GPL であれば何も問題ありません。しかし、人によってはそれ以外のライセンスを適用したい場合があるでしょう。携帯テーマは Ktai Style から include されるだけなので、Ktai Style のライセンスを「GPL でないファイルの include を許す」という例外条項を追加すればよさそうです。バージョン 1.50 の正式リリースまでにはラインセス変更を検討しないといけませんね。
逆に、現状のライセンスでは、GPL 以外のテーマを使うと GPL 違反になる可能性があります。とはいえ、ライセンス違反を訴えるのは作者なので、わたしが目くじらを立てない限り問題にはなりません
[追記] とりあえず、Ktai Style 配布サイトで「Ktai Style テーマ集」ページを作り、新テーマを掲載しました。
iPhone は7月11日22か国同時発売
Apple が、7月11日に iPhone 3G を22か国で発売すると発表しました。日本も7月11日発売なので、この22か国の中では一番早いと思われます。販売はソフトバンクのショップで行なわれることも発表されています (追記: ソフトバンクのプレスリリース)。
予想通り GPS 搭載でしたが、8GB モデル $199, 16GB $299 というのは予想以上に安いですね。月額料金でガメろうというビジネスモデルでしょうか 日本での端末価格や販売条件がさっぱり不明なのですが、ホワイトプラン + パケットし放題(PCサイトダイレクト) + あんしん保証パック必須 + ユニバーサル料金で、月額 2514.05円〜11285.05円というところでしょうか。「日本だけ頭金0円」という料金体系は Jobs が許さないと思うので、スーパーボーナスは対象外でしょう。
ここで、パケットし放題はパケット単価が 0.084円と高く、15MB 弱で上限に達してしまうため、iPhone を使いまくるならば月額1.1万円コースは覚悟しないといけなさそうです。ブループラン + パケット定額 Biz が残っていればこっちの方が安かったのですが、廃止されたんですよね……。青天井なのが弱点ですが、SSプランバリュー + 自分割引50 + パケット60 or パケット 90のが安いです。パケット60は無料通信料で36MB, パケット90は73MB使えます。でも、ソフトバンクがブループランを認めるとは思えないです
もし、通常のパケットし放題 (上限4410円) で済むならばうれしいですし、iPhone は爆発的に売れるでしょう。しかし、他の X シリーズ端末がまるで売れなくなるので、そういう施策を取る可能性は低そうです。個人的には、そういう施策を取ってもらって、Windows Mobile 端末にトドメを刺して欲しいですが
[追記] iPhone の仕様を見ると、HSDPA は 850, 1900, 2100 MHz の対応です。イー・モバイルの 1.7GHz は非対応のため、iPhone がイー・モバイルから出る可能性はゼロとなりました。850MHz 対応していますがソフトバンクは帯域がないので使えません。もしドコモから出ていれば「FOMA プラスエリア対応」だったのでしょうが。← 850MHz 帯は日本の 800Mhz 帯と周波数が違うため FOMA では使えません。そもそも日本の 800Mhz 帯は世界標準とは上り下り周波数が逆で、日本独自規格になっています。
イー・モバイルから音声端末2機種発表
本日、イー・モバイルから音声端末2機種が発表されました (H11HW の案内, S12HT の案内) 。Apple およびソフトバンクモバイルが iPhone を発表した日と同日という非常に間が悪い発表で、特にスマートフォンの S12HT は発表すること自体がかわいそうに見えます
通常の音声端末 H11HW は、既発表の H11T よりも廉価版で、QCIF 液晶、GPS なし、国内ローミング非対応です。H11T にない機能として、インカメラがついていて TV 電話対応です。また、Bluetooth あり、3.6Mbps 通信対応ということで、「Bluetooth 接続ブロードバンド無線モデム」としては十分使えます。イー・モバイルは自身の立ち位置がよく分かっていますね。
端末価格は、ご加入アシスト不要で5,980円ぽっきりと、H11T の初期費用1円+ご加入アシスト 1,000円 x 24回に比べてかなり安くなっています。H11T の GPS はカメラ画像に位置情報がつけられないヘボ機能なので、個人的には H11HW でもよかった気がしてきました (
あ、H11HW は絵文字非対応だったりして……→絵文字対応でした) ただ、QCIF 液晶なので、日本語は1行16文字出せるかどうかというレベルです。今どき、というか思い切りがいいというか。
S12HT の方は、もはや取り上げない方がよいでしょう Windows Mobile は明らかに iPhone に劣ることが明白なだけに、同じ日に発表するだけでも不運なのに、発売日は iPhone より後って……。
イー・モバイルは移動機買い増しが可能になった
ふと、イー・モバイルのお客様サポートページを見ていると、「移動機買い増し」という項目があることに気がつきました。従来、端末を買うには回線契約が必須で、端末を増やすには、契約→即解約という手段を取る必要がありました。データ通信カードのラインナップが増えたとき、特別に買い増しができるようになったことがありましたが、いつのまにか、常時 OK になったようです。
折りしも安価な端末である H11HW が発表されたので、EM・ONE を持っている人が H11HW を買い増して音声通話するということも可能になりそうですね。いや、赤 SIM を黒 SIM に交換する必要があるので無理かも……。