Yuriko.Net 個別記事

2008-06-10
晴れ

Ktai Style のテーマ集サイト案

ゆりこ による 03:13:30 の投稿
カテゴリー: WordPressハック
タグ: , ,

Ktai Style の普及のため、携帯テーマ集のサイトを作ることを考えています。Ktai Style には4テーマ附属していますが、default と compact はほぼ同じデザインのため、実質3デザインとなっています。さすがに Ktai Style に附属させるテーマをこれ以上増やすのは嫌なので、ウェブでテーマを入手できるようにしておけば、「こんな携帯サイトが作れるのかー」となって、Ktai Style がより普及するのではないかと思っています。

まだ携帯テーマを大きくカスタマイズさせている人は少ないようで、ましてテーマを配布している人はほとんどいません (Lovelog+* ver6k ぐらいしかない?)。これは附属携帯テーマがちょくちょく変更されることも理由かもしれません。(一応、古いテンプレートでも動作するよう配慮はしています)

現在開発中のバージョン 1.501.40 では、テンプレートのインデントをある程度自由に入れられるようになるため、その時点で、テーマ集サイトを立ち上げようかと思っています。WordPress Theme Viewer みたいに凝った作りは魅力的ですが、最初はどうせ数十テーマぐらいしか作れないでしょうから、スクリーンショットを並べるだけでいいでしょう。となると、Ktai Style 配布サイトで「テーマ集」のサブページを作るだけでよさそうです。

で、1つ気になっているのが、ライセンス回りです。WordPress および Ktai Style が GPL v2 のため、テーマも GPL であれば何も問題ありません。しかし、人によってはそれ以外のライセンスを適用したい場合があるでしょう。携帯テーマは Ktai Style から include されるだけなので、Ktai Style のライセンスを「GPL でないファイルの include を許す」という例外条項を追加すればよさそうです。バージョン 1.50 の正式リリースまでにはラインセス変更を検討しないといけませんね。

逆に、現状のライセンスでは、GPL 以外のテーマを使うと GPL 違反になる可能性があります。とはいえ、ライセンス違反を訴えるのは作者なので、わたしが目くじらを立てない限り問題にはなりません ;-)

[追記] とりあえず、Ktai Style 配布サイトで「Ktai Style テーマ集」ページを作り、新テーマを掲載しました。

トラックバック・コメント »

  1. こんにちは。

    ちょっとした興味なのですが・・・。

    「GPL でないファイルの include を許す」という例外条項

    ここまで包括的なリンクを許す例外条項はそれ自身のライセンスが GPL として成り立つものでしょうか?

    これがOKならば「このライブラリにリンクする全てのプログラムは GPL ではない」という例外条項をもつ GPL な上位GPLアプリのラッパーライブラリをつくると(GPL をうたっているだけで実質 LGPL)、GPL を無効にできてしまう気がしまして。

    詳しくないのですがどんなもんなんでしょう? :-)

    • すいません、書き忘れました。。

      素の GPL で公開されている GPL アプリにリンクするソフトが、例外条項の追加が可能かどうか、という部分も興味があります。

      これが可能だと、なんでもありの気もしていていまして・・・(笑)

    • ここまで包括的なリンクを許す例外条項はそれ自身のライセンスが GPL として成り立つものでしょうか?

      おそらく GPL と矛盾します。これはわたしの勘違いでした。「例外条項」というのは、GPL の FAQ にある「フリーではないライブラリを利用するフリーソフトウェアを書いているのですが、GPLを適用した場合どのような法的問題が発生するでしょうか?」という項目を意図していましたが、これは「特定のライブラリー」を対象としたものでした。不特定のライブラリーを対象にはできなさそうです。FAQ の当該項目は、例えば、MT4i のライセンスに Movable Type での実行許可をつければよい、ということだと思います。(でも、現状 MT4i は素の GPL v2 なので、GPL 違反の可能性があります ;-)

      素の GPL で公開されている GPL アプリにリンクするソフトが、例外条項の追加が可能かどうか、という部分も興味があります。

      これはリンクの仕方にもよるでしょう。今回の場合、非 GPL な携帯テーマが Ktai Style のテンプレートタグのみを使う場合は問題ないでしょう。WordPress コアのテンプレートタグを使う場合は少し微妙で、$wpdb, $post をグローバル宣言して使用する場合は完全にアウトですね。

      GPL の FAQ は、ソースコードをコンパイルして実行するような言語を対象としていて、Perl, PHP のようなスクリプト言語では、解釈が難しい面があります。他のソースを include する場合、変数を共用していなかったりクラスの派生をしていなかったら、それは exec と同じとみなせそうです。

      • なるほど、よく分かりました! ありがとうございます。

        たしかに、スクリプト言語は難しいですよね…。

        GPL はそのアプリで入出力されるデータには興味が無いので、PHP で fread した独自テンプレートとかは、それが直接関数を呼んでいない限りやはり管轄外となるような気もしています。

        MT みたいなテンプレートを独自設計して、そのファイルを WordPress プラグインで fread して解釈、WP のテンプレート関数にプラグインで変換すれば、プラグインだけ GPL で独自テンプレート形式の配布はライセンスフリーにできるのかな、とか前に考えたことがあって、ちょっと興味があったのでした。

        まぁ、親が WordPress の場合、素の GPL で配布しているのでそれを尊重して、子も孫も全部 GPL になってるのが個人的には良いとは思っているのですが、、はたして、ですね。 :-)

        • MT みたいなテンプレートを独自設計して、そのファイルを WordPress プラグインで fread して解釈、WP のテンプレート関数にプラグインで変換すれば、プラグインだけ GPL で独自テンプレート形式の配布はライセンスフリーにできるのかな、とか前に考えたことがあって、ちょっと興味があったのでした。

          ライセンス問題以外に、セキュリティー対策としてもその手法は興味深いですね。WordPress のテンプレートは PHP コードそのものなので、セキュリティーの甘いコードがあったらだだ通しですから。

          わたしはどちらかというと GPL は好きなんですが、テーマにそれを強要したくありません。作者によっては、CC ライセンス (特に非営利要件) とか、再配布禁止をつけたい場合があるでしょうから。コードと違ってテーマは画像を含むことが多いので、必ずしも GPL が適用しにくいように思います。

  2. Ktai Styleのテーマを配布した者です。
    テンプレートをカスタマイズできる携帯サイトプラグイン、とても素晴らしいです。

    携帯サイトについては、まだカスタマイズはしていないのですが、
    携帯ユーザビリティーの点からも勉強していきたいので、
    これからちょくちょく作成して配布するかもしれません。
    その際のテーマ集サイト案に載せていただいても構いませんので、
    よろしくおねがいします。

    ゆりこさんがおっしゃっているように、テーマに使用する画像自体に問題があったりします。
    写真をお金で購入したとしても、規約で写真自体に制限がかけられたりします。

    写真を購入してテーマを作成した者が配布しても問題はないが、
    受け取った者がそれを元に写真の加工をして配布するのは好ましくないですよね。

    画像や写真にも色々問題があるので、写真を使ったりしたものはやはり難しいと思います。

  3. はじめまして。
    すばらしいプラグインの提供、ありがとうございます。
    主にWordPressでのビジネスブログを制作しているのですが、お客さんから携帯サイトも欲しいと依頼され、Ktai Styleでオリジナルテーマを作成してあげました。
    有償でオリジナルテーマの制作代行を行うのは、問題がありますでしょうか?
    ご回答のほど、よろしくお願いいたします。

    SoftUniqueからのコメント
    • SoftUnique さん、こんにちは。

      有償でオリジナルテーマの制作代行を行うのは、問題がありますでしょうか?

      配慮すべきなのはライセンスでしょうね。WordPress および Ktai Style が GPL のため、携帯テーマも GPL にするのが無難です。GPL は有償での頒布が可能ですが、納入したお客さんが再配布 (ないし再販) することは禁止できません。SoftUnique さんが、そういう条件でも OK ならば、SoftUnique さんの著作物として GPL で納入するのが無難ですし、問題も発生しません。

      お客さんと GPL でやりとりするのを回避するならば、テーマの著作者自体をお客さまとし、SoftUnique さんがお客さまの名前で製作する手があります。この場合、納入自体は GPL とは無関係 (単なる契約上の関係) となるため、好きな契約条件が可能です。ただし、完成物自体は GPL を適用せざるを得ません。もし、納入先が再販した場合、SoftUnique さんは製作時の契約を根拠に違反と言えますが、相手は GPL を根拠に問題ないと言い張り、モメる可能性があります。

      なお、GPL の適用が必須なのは、テンプレートのコード (拡張子が php のファイル) だけです。画像ファイルは異なったライセンスとすることが可能です。したがって、画像は「再配布・再販不可」として、PHP コードは GPL で納入するのが妥当でしょうか。

      GPL が適用されるソフトウェアを納入する事例は、実際にあるようですので、ご自身で調べられればよいかと思います。

      • 丁寧にご回答していただき、ありがとうございます。
        納入先の再配布することを認めるのであれば、問題ないということですね。
        そのように対応させて頂きたいと思います。
        他にも、携帯サイトを制作して欲しいとお願いされるケースがあると思うので、そのときは、Ktai Styleを活用させて頂きます。(メニューにも含めようと思います)
        もちろん、ご迷惑の掛からないよう自己責任で行います。
        ありがとうございました。

        SoftUniqueからのコメント

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