2008年7月27日の投稿

2008-07-27
晴れ

Lightweight Google Maps 1.40 ベータ版(その2)

ゆりこ による 13:56:00 の投稿
カテゴリー: WordPressハック
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WordPress 用 Google Maps プラグイン「Lightweight Google Maps」のバージョン 1.40 ベータ版(その2)を配布いたします。1.30 より大きな変更を加えたため、ベータ版を配布して広くテストを募ることといたします。ベータ版その1からの変更点は以下の通りです。

  • Ktai Location 1.0.0 以降で導入した、Lat_Long フィールドの第3引数 (高さ) への対応が不十分だったため、再度修正しました。以前のバージョンおよびベータ版その1では、高さフィールドを持つ Lat_Long フィールドを認識しない場合がありました。
  • 独立の地図ページを開いたときは最新の位置情報の情報ウィンドウが出るようにしました。また、投稿に出た地図のマーカーをクリックして独立の地図ページにジャンプしたときはその地点の情報ウィンドウが出るようにしました。
  • ベータ版その1で、カテゴリーでの絞りこみ、キーワードタグでの絞り込みが動作していなかった不具合を修正しました。
ダウンロード: lw-google-maps140-beta2.tar.bz2 (30.0KB)
2008-07-27 14:40 ごろ、軽微な不具合を修正した配布アーカイブに差し替えました。

ベータ版(その3)をリリースしました。

独立の地図ページを出したとき、最新の位置情報に情報ウィンドウを出すようにしました。投稿についている地図をクリックして地図ページに飛んだときは、その地点の情報ウィンドウを出すようにしました。従来は何も出なかったため、マーカーが詰まっている場合、どれがどれやら分かりにくいという問題がありました。今回はそれが改善されています。

ユーザー視点と作者視点

今ごろ気がついたのですが、wpmob, wpmobExpress の作者さんから「そっとしておいてもらえると嬉しい」と言われていました (リンクするかわりに引用しておきます)。「作者の視点」としてはまさにその通りで、そう言いたい気持ちもよく分かります。

あと最近、ソフトウェアを批評する方のサイトから良くリンクを頂いているようですが、正直そっとしておいてもらえると嬉しい。

紹介して頂けるのは本当に有り難いのですけれど、単なる趣味としてやってんだから類似したソフトウェアといちいち何回も細かく比較されるのは不快です。
自作のソフトウェアの機能アピールに当て馬として使われるのはもっと不快です。

他のソフトを引き合いに出して自作をアピールするなら、もっと優秀なソフトウェアのみ選出すると良いでしょう。
拙作は明らかに「機能不足」で「時代遅れ」なソフトウェアなワケだから無視して下さい。

ただ、わたしが「メール投稿ツールの比較表を作った」のは、純粋にユーザーの便宜のためでした。WordPress 用メール投稿ツールは、日本語に対応したものだけでも7種あり (Ktai Entry 含む)、選択基準を提示すべきではと考えたのです。網羅性を重視したため、見つけたものはすべて掲載しました。そして、ユーザーの立場としては「機能の劣る点」「問題点」も重要な情報ですから、○×表として記載したり、日本語ファイル名の対応などを確認したわけです。確かに「作者としての立場」を考慮しない書き方なのはまずかったですが、「作者さんにはがんばってメンテナンスしてほしい」という願いがありました。

「当て馬」があるとすれば、それは拙作の wp-mta および、Otsukare さん作の wp-shot になるでしょう。wpmob および wpmobExpress は、古いというより「枯れている」というのが合っていると考えていて、けなす意図はありません。優劣を判断してツールを選択するのはユーザーですから。

ついでに書いておくと、WP MOBILE の非難は、どちらかというと作者視点セキュリティー啓発者としての活動です。同様の機能を持つプラグインを作っているために「ライバル潰し」と誤解される可能性が大なのですが、あくまで「危険なプラグインの啓蒙」です。Ktai Syle は、「安全なものの代替案」として提示していると考えてください。(その割にバージョン 1.3x はバグが多くてご迷惑をおかけしましたが……)

幸い、WP MOBILE はユーザーがほとんどいなくて安心しているのですが、Mobile Eye+アダルト広告問題が見つかってしまい、これを啓発せざるを得ないのは残念なところです。セキュリティー欠陥ではないので「ほっとけばいい」という考えもあるでしょうが、危機管理という面では放置できないネタなので、広報しています。ライバルとなるソフトウェアを開発している人が言うのは、告知効果という面ではいまいちなので、利害関係のない第三者にやってもらいたいところです……。というか、まおうさんに修正して頂くのがベストですね ;-) 例えば、URLGATE 機能にリストアップするサイトを個別に ON/OFF できるようにして、画像リサイズ/画像URLGET/ファイルシーク/pic.to の横に「アダルト広告注意」と書いておく (デフォルトはすべてオフ) などの実装が考えられます。

ユーザー視点としてみると「便利なものを使いたい」「機能豊富なものを使いたい」となるでしょうし、多くのプラグイン作者は「自分が必要なものを作りたい」「ハック欲を満たしたい」となるでしょう。わたしの場合、そこに加えて「セキュアなものが普及してほしい」「危険なものは使うべきではない」という考えも持っています (「使うべきでないプラグイン12選」はその一例)。そのへんのバランスはなかなか難しいですね。WordPress コミュニティーに「セキュリティーを重視する」という文化が醸造されればいいのですが……。