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2011-01-10

フィルムカメラ F80S で撮影旅行
去年年末に入手したフィルムカメラ F80S ですが、さっそく撮影旅行に出かけました。1月8日は長野県で、9日は江ノ島です。
長野県方面は、臨時駅であるヤナバスキー場前駅の訪問、朝焼けの撮影、姨捨駅からの風景を鑑賞、上田電鉄別所線の乗車などが目的でした。江ノ島方面は、湘南モノレールと江ノ島電鉄の乗車が目的です (実はどちらも乗ったことがなかった!!)。フィルム写真は実に10年以上ぶりですが、F80S はデジタル一眼レフとさほど使い勝手が変わらず、撮影を楽しみました。
現像に出してみると、インデックスプリントも付いていました。APS フィルムで標準化されたインデックスプリントですが、富士フイルムは 35mm 版フィルムの現像でも付けているようです。これは便利で助かります。
F80S の魅力はコマ間に撮影データ (シャッタースピード・絞り・露出補正値) を焼き込めることです。早速試してみましたが、データが写真と重なってしまっています……。本来の仕様では重ならないはずなので、このカメラ個体だけの事象のようです。ネガフィルムの場合はプリント時に周囲がカットされるので問題ないですがリバーサルフィルムで撮影する場合は困りますね。
以下に作例を掲載します。同時プリントされた紙焼きをスキャナで取り込んだ (600dpi) ものなので、フィルムそのものの解像度は出ていません。ゴミ取りなども省略です;-) F80S に使用したレンズは、AF NIKKOR 20mm f/2.8D および AF-S NIKKOR 28-300m f/3.5-5.6G が主で、試験的に AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G も付けてみました。四隅がわずかにケラれる程度で、被写体によっては使えそうですね。
ちょこっと周辺光量落ちしてるっぽいですが、味があっていいですね〜。
姥捨は新潟から実家に帰るときによく通ったのですが、
きちんと写真を撮ったことがないのに気づきました。
ぜひもう一度いかねば。
F80S はデジタル一眼レフと使う勝手は似ていて楽なのですが、フィルムは「1枚1枚を大事に撮影する」ところがデジタル写真と違った緊張感があります。今週末土曜日はリバーサルフィルムに挑戦する予定です。
周辺光量落ちはフルサイズだけに仕方ないですね。立山連峰は f3.3 なので派手に出ています (レンズは 20mm 単焦点)。AF-S NIKKOR 28-300mm の作例でも出てて、テレ端300mm で 1/2000 f/6.7 の設定でした。
姨捨からの風景はクルマだと姨捨 SA (上下とも) からでも見られるようです。