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フィルムカメラ F80S で飛行機内から撮影
1月15日(土)〜16日(日)は和歌山・京都方面に行きましたが、行きはわざわざ飛行機に乗って離着陸時の写真撮影を試みました。飛行機の離着陸時は法律で指定された電子機器 (デジタルカメラ等) が使用不可となりますが、フィルムカメラは対象外のため使うことができます (電子制御であっても構わない)。
羽田 06:35 発という早朝便はまだ薄暗く、ISO100 のリバーサルフィルムの使用は断念して ISO400 のカラーネガフィルムとしました。離陸時は11枚撮影し、着陸時は2枚撮影しました。残り23枚は和歌山電鐵と高野山の撮影で使いました。
現像は近所の 55ステーションに出し、同時プリント (1枚37円) は省略して CD-R 書き込みとしました。現像料が630円、CD-R書き込みは525円でした。CD-R 書き込みでも55分仕上げとなりました。店の現像機 (ミニラボ) が CD-R にも対応しているのでしょう。
55ステーションでの CD-R 書き込みは画素数がちょっと少な目で、1545×1024 ピクセル (160万画素) でした。粒状感が目立っており、デジタル写真よりも少し質が低い感じになっています。暗く写っているのは、シャッタースピードを稼ぐよう露出補正を -0.5EV にしたためです。
正直なところ、満足行く出来栄えではありませんでした。次回はもうちょっと明るい時間での出発とし、ISO200 のリバーサルフィルムあたりで挑戦でしょうか。
和歌山電鐵のたま電車と高野山の大門もフィルム撮影を試しました。デジタル撮影との比較をやってみましょう。レンズや画角の違いで構図が少し違いますが、だいたい感じはつかめると思います。デジタル写真の方が美しく自然に仕上りますが、フィルム写真の粒状感はいい味を出していると思います。列車の写真はいまいちですが、雪の写真はフィルムが合いますね。