2011年3月の投稿

オープンソースカンファレンス 2011 Tokyo/Spring は行けず
3月4日(金)〜5日(土)に開催された オープンソースカンファレンス 2011 Tokyo/Spring は体調不調のため参加できませんでした。金曜日は当初から都合が悪く、ブース当番は WordBench メンバーに依頼してあり、セミナー講演の方も未経験者にバトンタッチしてあったので、わたしが行かなくても回るようにしてありました。その「行かなくても大丈夫」というのが気の緩みになって、ぐったりしてしまったようです……。5日は14時ごろ出発できそうだったのですが、京都に行く都合があったために早稲田に行くのは諦めて羽田空港に直行しまいました。ごめんなさい。
これで、去年3月の Tokyo/Spring からの皆勤賞が途切れましたが、もともと今年は皆勤を考えてなかったので、まあいいかと。
セミナー担当者の1人、真木さんがレポートおよびプレゼン資料を公開してくださっています。ぜひ参照してみてください。
入れ替え戦直前のケータイ大喜利は参加せず
入れ替え戦直前となる3月5日放送のケータイ大喜利は宴会に行っていたため参加できませんでした。ここ最近は忙しくてメルマガ到着後のネタ考案もできず、番組参加のモチベーションが下っています。去年ルーキーに降格してからついに1年過ぎましたが、結局昇格は無理でした……。
(次年度こそ、と思いましたが、震災による特別編成で番組が4月16日(土)まで休止になり、入れ替え戦も延期になっています)

折田先生像の Mr.CONTAC をフィルム撮影
去年は見損ねた折田先生像を、今年は見学してきました。そしてフィルムカメラで撮影しました。まずはカメラに残っていた Kodak エリートクローム 100 Extra Color を使い、その次は C-41 現像のモノクロフィルム ILFORD XP2 super にしました。
入試当日には別の像も登場したそうですが、わたしが訪問したときはすでになく、例年のメンバーによる Mr.CONTAC 像のみとなっていました。吉田キャンパスに鎮座した姿は堂々としていますね。今年も完成度が高いのですが、薬のカプセル部分を透明な部材で作っているところが新鮮ですね。薬の粒を入れる構造もよくできています。
すでに3月上旬で入試は終わっていますが、ちらほら写真を撮りに来た観光客がいました。それでも数枚撮っていく程度で、わたしみたいに数十枚も撮る人は少ないようです;-)
USJ パーク内でフィルム現像
きょう、久しぶりに USJ パークインしました。事前にウェブ購入していた年間スタジオ・パスの受け取りを行い、カラー現像のモノクロフィルム撮影をしてスピード現像してみる試みをやってみました。
USJ は2001年3月31日にオープンして、今年で10周年です。10周年記念ショーが催されていますが、今回は天候不順でステージの状態が悪く中止になってしまいました……。しかし、雨はすぐに回復して撮影にはちょうどいい感じになってきました。京都で7枚撮影した XP 2 super の続きをパーク内で使い、パーク内の写真店「ザ・ダークルーム」で現像・同時プリント・CD 作成も行いました。
パーク内の写真展は同時プリントのパック料金で、12〜18枚撮りが980円、24〜27枚撮りが1260円、36〜40枚撮りは1575円です。写真のフチにUSJ オリジナルフレームを付けることができます。今回は10周年フレームとしてみました。さすがに折田先生の写真に USJ フレームが付くと変テコですが、パーク内で撮影した記念写真だったらバッチリの仕上りになります。店内はミニラボ機しかないため通常はカラーネガフィルムしかスピード現像できませんが、イルフォード XP2 super はカラー現像の黒白フィルムのため、パーク内で黒白写真のスピード現像ができるわけです。
フジカラーCD作成は 945 円もしますが、USJ オリジナルパッケージの CD となっています (一般のフジカラー店舗では525円)。こちらもいい記念になると思います。
USJ に10年通っていますが、デジタルカメラばかりの利用でパーク内の写真屋を使ったことはありませんでした。もちろん、デジタル画像のプリントアウトも受け付けていて、オリジナルフレーム付きにできます。みなさんも USJ に行ったときはぜひともパーク内でプリントしてみましょう。できればフィルムカメラで撮影・現像を!!

55ステーションで黒白フィルムをデジタル化
モノクロフィルムの自家現像に手を出したわけですが、その後の扱いを悩んでいました。ベストな楽しみ方は自家プリントですが、引き伸ばし機の購入や現像バットを複数置ける広い暗室が必要です。後者は「ユニットバス暗室」でなんとかできそうですが、引き伸ばし機がなかなか手に入りません。新品は10万円以上しますし、中古はなかなか出てきません。
ということで、「デジタル暗室」や「ドライプロセス」と呼ばれる方法を検討しました。これはフィルムをスキャナー等でデジタル化してプリンターで印刷してしまう手法です。今回は、55ステーションでフィルムを CD にしてくれるサービスを使いました。店頭にあるミニラボ機でスキャンしてくれるので「55分仕上げ」でデジタル化できます。料金はフィルム1本当たり525円で比較的安価です。ただし画質は 4Base (150万画素) で、そこそこの画素数になります。このサイズだと L/2L 判ぐらいのプリントには十分です。4ツ切りなどを作るにはネガから直接焼き増しを依頼すればいいので、デジタル化の画素数はさほどなくてもいいわけです。
今回スキャンしたのは、自家現像の初回と2回目のフィルムにしました。自宅にあるインクジェット複合機でスキャンを試してみたのですが、反射原稿に対応していない機種なので、階調が全然出なくて白飛びしていたものです。業務用機器でのスキャンは当然ながら綺麗に読み込めています。自転車置き場の画像は ILFORD HP5 を ID-11 の新液で現像したもので、比較的シャープな仕上りになっていますね。間接照明の写真は ILFORD Delta 400 を使いましたが、思ったほど階調のなめらかさが再現できていません……。また、写真のキズがスキャン結果に残ってしまっています。これは致し方ないですね。
1時間仕上げで黒白ネガフィルムをスキャンできるのですから、本式のフィルムスキャナーやフラットベッドスキャナーを導入しなくて済みそうな感じですね。今後も DPE 店のスキャンサービスを使ってみたいと思います。


大分2日目は高崎山とラクテンチ
OSC 大分への出展が終わり、一泊後は友人と合流して大分周辺めぐりです。まずは高崎山の猿見物をしました。ここは自然に生息している猿が集まってくる場所です。餌を撒いて猿寄せをしていますが、飼育をしているわけではないので野生の猿なのです。
猿寄せ場までは徒歩ルートと「さるっこレール」という乗り物があります。モノレールのように見えますが、実は斜行エレベーターです。つまり、鉄道 (索道) ではありません。実際、1台のかごが上下に移動するだけで、ケーブルカーのように2台の車両が行き違うわけではありません。
寄せ場では30分〜1時間ぐらいの間隔で餌付けが行なわれていて、しばらく滞在していれば見ることができます。餌付けのときは数百頭の猿が駆けてきて、それは壮観です。弱肉強食の世界で、αオス (ボスザル) が小猿の餌を奪うなど日常茶飯事だそうです。デジタルカメラ・フィルムカメラ両方で撮影しまして、リバーサルフィルム (エリートクローム 200) では暖かい画になりました。
高崎山を降りて昼食を採り、別府に入ってラクテンチに向いました。ここは2回も経営不振に陥りましたが、なんとか営業が続いています。鉄道ファンにとってはアクセス手段と言えるケーブルカーも「鉄道の一種」であり、乗り潰しの対象となることがミソです。なんと、ケーブルカー乗り場には鉄道免許状が堂々と掲げられています。
ラクテンチと言えばあひる競争が名物です。1回100円で当選したら景品が貰えます。わたしは3回も賭けましたが全部外れ。本日は白枠が本命だったようです。
残念ながら園内の桜はまだ開花していませんでした。さらに、15時ごろから雨が降ってきたため適当に園内を散策して16時過ぎには退散しました。乗り物が安く、景色もいいので、末永く営業してもらいたいものですね。
3年振りに二幸荘で扮装
ラクテンチの後は別府市内の「仮装旅館」である二幸荘に泊まりました。ここは様々な衣裳が用意されていて、それを着て扮装できるという旅館です。ご主人がメイクもしてくださるので、ばっちり決まります。
わたしは3年振りの訪問で、今回は「舞姫」としました。派手な衣裳で映えますねーー。デジタルカメラ、フィルムカメラの両方を駆使してわたし自身や同行者を撮影してみましたが、メイクをしているだけにフォーカス合わせが大変で、オートフォーカスに頼りまくりでした。
二幸荘は別府の温泉地にありますが、源泉は「浜脇温泉」になります。料理はそこそこ悪くないのですが、古い建物で客室の清掃は比較的いい加減なので、そのへんは目をつぶりましょう;-)