2011年4月の投稿

4月1日ネタはありません
今年は4月1日ネタはありません。ねたプラグインを公開する予定でしたが、うまくまとまらなかったので没にしました。来年は「ねたテーマ」という方向でやりますので、今から準備しておきます……。

先週に続いての飯田線攻略は小和田駅
先週はムーンライト信州で飯田線北半分 (辰野〜天竜峡) に乗ったのですが、今週はムーンライトながらで飯田線南半分に乗りました。目的は小和田駅などの秘境駅探訪です。
ムーンライトながらを豊橋で下りると飯田線の初電に乗れるのですが豊橋でかなり待たないといけません。それが辛いのでながらは名古屋まで乗ってしまい、豊橋に戻ってから7時の列車に乗りました。この日は平岡でさわやかウォーキングが開催されており、中部天竜から平岡まで延長運転されていたので、小和田駅へのアプローチが非常にやりやすくなっていました。
最近は秘境駅が人気になっていますが、わたしが利用した列車は小和田で下りる人が他にいませんでした。そのためゆっくりと撮影することができました。
ここで、通過する特急伊奈路を撮影しようと急いだところ、階段で転倒して F80S を地面にぶつけてしまいました!! しかし、特に異常はなくそのまま撮影を続行できたのはさすがニコン製です (実は F80S は後日故障し、ニコンから「修理不能」と言われました)。体の方はすり傷が多く、撮影旅行の続行は断念しました。とはいえ、ダイヤの都合で天竜峡まで行って、そこから豊橋への折り返しとなりました。

ナカバヤシのフォトレコを入手
ナカバヤシから発売されている写真スキャナ「フォトレコ」を入手しました。この手の簡易型フィルムスキャナでは「フィルムをライトで照らしてデジカメで撮影する」仕組みが多いのですが、フォトレコは一応「スキャンする」仕組みになっています。ラインナップとしては、プリント写真だけスキャンできる PRP-100 と、ネガ・ポジフィルムもスキャンできる PRN-100 の2種類があります。当然フィルム自体をスキャンできる後者を入手しました。
フォトレコは利用者が少ないようで、ウェブ検索してもレビューがあまり出てきませんでした。画質は悪くないようですが、数%ほど横長の画像になってしまう欠点もあるようです。確かに、取り込んだ画像のサイズは 1,632 x 1,056 ピクセルで、35mm フィルムの「3:2」の比率から見ると横長になっています。正確に 3:2 ならば横幅は 1,584 ピクセルになるはずですから、3%ほど伸びている計算になります。
でも、風景ならば気にならない範囲です。人物写真の場合は数%の伸びでも太って見えてしまうので不自然なスキャン結果になります。人物画像のスキャンはきちんとお店に頼んだ方がいいですね。
スキャンの作業はとても軽快に進みます。スリーブ1枚当たり1分ちょっとで読めるので、1ロール10分ほどで完了します。
肝心の画質ですが、お店で現像してもらって平坦になっているフィルムだときれいに読み取れます。ネガフィルムの場合は、お店スキャンよりもあっさりした画像になりますが、これはこれでありだと思います。自家現像したモノクロフィルムの場合は、多少カールがあるためピントが甘くなってしまい、画質が少し低下してしまいます。色味は悪くありません。

二ヶ領用水で桜撮影
9日、10日と近所の二ヶ領用水で桜撮影をしてきました。10日は WordBench 川崎の行事として大勢で桜撮影を行いまして、9日はそのための下見という名目でした。
10日はまず生田緑地の枡形山に登り、展望台から桜を見下ろす景色を楽しみました。その後、カフェテリアTAROで休憩し、昼過ぎから二ヶ領用水に移動して桜のトンネルを堪能しました。二ヶ領用水は桜並木が見事で、通路で宴席を広げている人でにぎわっていました。前日9日は天候不順で宴会している人がほとんどいなかったので10日に集中したんでしょうね。
二ヶ領用水はどこから撮影しても画になりますが、特に南武線との交差地点は列車をバックに撮れるので人気です。今回はフィルムカメラ F80S での作例がうまく構図が決まった写真になりました。デジタル一眼レフの D90 は連写バッファー不足があだとなり、ベストの列車位置直前で連写スピードが落ちてしまって失敗作が多発してしまいました。
フィルム写真で興味深いのがネガフィルム REALA ACE とリバーサルフィルム E100VS の発色の違いです。桜の花弁は REALA ACE の方が自然な発色となりました。E100VS の方は青空の青や花弁のピンクが鮮烈ですが、全体に青っぽい感じになりました。桜撮影では REALA ACE を使った方がよさそうですね。

オープンソースカンファレンス 2011 Kobe に出展
去年に続いてオープンソースカンファレンス 2011 Kobe (OSC 神戸)に「WordBench 神戸・西宮・大阪」として出展しました。セミナーは地元からということで、小賀さん、山下さんにお願いしました。山下さんは WordPress を活用した地域サイトの構築例の紹介ということで、地域密着の話となっていました。
わたしはブース出展の手伝いに徹しまして、いつも通り携帯電話実機による携帯サイト構築のデモおよび WordPress を紹介する雑誌記事の展示などをやっていました。
WordBench 神戸の関係者が集まったこともあって、当面の神戸での活動方針について軽く議論されました。家族持ちが多いため「土曜日昼間はキツい」、そして個人事業者や SOHO が多いので「平日の方が都合が付きやすい」ということで、「平日にやればいいんじゃないか」というアイディアが出てきました。詳しくは座談会を持って方針を決めようということになりました。
このように地域ごとに事情や状況に応じて活動方法をカスタマイズすることはとてもいいことですね。他の地区も「土日に勉強会をやる」というフォーマットに拘らなくてもいいですよーー。

造幣局桜の通り抜け
OSC 神戸の翌日は桜撮影ということで造幣局の桜の通り抜けに行きました。関西では有数の桜スポットで、ソメイヨシノ以外の多数の品種が育てられていることが特徴です。
写真趣味にどっぷり漬かってみると、他の写真家が持っているカメラが気になってきます。デジタル一眼の人気が高まっているようで、大砲のようなレンズを付けた人もちらほら見かけました。しかしフィルムカメラっぽい人はあまり見かけず……。
造幣局では毎年1品種を選んで「今年の花」として紹介しているそうです。2011年は「妹背」という品種でした。
好天もあって人出が多く、なかなか落ちついて撮影はできませんね〜〜。桜の通り抜けは一方通行で「できるだけ立ち止まらないで」という案内もあるため、「さっと撮ってさっと場所を空ける」手際が必要です。

WordBench 埼玉・東京もくもく会に参加
4月29日は「肉の日」となる休日でしたが、WordBench 埼玉・東京共同開催による「WordPress もくもく会」に参加しました。当初、29日は屋外ジンギスカンパーティーの東海支部「J2 東海」を開催する目論みがありましたが、準備が間に合わず5月29日に延ばしたため、体が空いていたのです。
「もくもく部」は大勢が1箇所に集まって、それぞれがテーマかプラグインか何かを作る、というワークショップです。ハッカソンとは違って競いません。共通点は困ったことがあればその場にいる人に聞ける点です。
わたしは最近バージョンアップが滞っている Ktai Style のバグフィックス等を行いました。残念ながら携帯電話の IP アドレス帯の更新に時間が取られて完成には至りませんでした。後日修正を続けて 2.0.4 ないし 2.1 を出します。
懇親会は赤羽の誇る飲み屋ストリート「OK横丁」の名店「八起」に入りました。ISO3200のフィルムでの撮影を試してみましたが、なかなかの画ですよ。