2011年6月の投稿

フィルムカメラ FM3A を入手
5月22日に不調となったフィルムカメラ F80S ですが、ニコンサービスセンターに修理依頼してみたところ「基板が割れているため修理不能」という結果になりました。おそらく4月2日の大和田駅で転倒したときにヒビが入っていたのでしょう。ということで代わりのフィルムカメラとして FM3A を入手しました。これは 2001 年に発売されたマニュアル操作のフィルムカメラです。自動露出機能はありますが、フォーカス合わせやフィルム巻き上げは手動です。
FM3A はそのレトロなフォルムと質の高い操作感もあって中古でも4〜6万円ぐらいします。今回は安目の個体を入手しました。フィルム装填も手動ですが、手動だからこその確実性が安心に繋がります。
50mm F1.4D のような明るいレンズを付けるとピント合わせもやりやすいです。しかし、ピント合わせ用のスプリットスクリーンが中央にあること、自動露出が中央重点測光であることから、どうしても日の丸構図になりがちです。うまく工夫して撮影しないといけません。
そして、単焦点 28mm レンズ「Ai AF NIKKOR 28mm f/2.8D」も入手しました。FM3A では G レンズが使えないため、手持ちの使えるレンズは 20mm, 50mm しかありません (共に AF の D タイプ)。これでは不便なので、風景およびスナップ用に 28mm を選択しました。28mm F2S や 35mm F2D, 35mm F1.4S などと迷いましたが、S レンズは中古市場に少なく、画角としても 35mm よりも 28mm の方が使いやすいと判断しました。AF-D レンズにしたのはデジタルカメラおよびオートフォーカスなフィルム一眼カメラを再度入手したときに使いやすくするためです。
F80S と比べると、フォーカス合わせや絞りの決定などのプロセスに時間がかかるため、どうしても撮影テンポが長くなります。F80S ではフィルム消費が鰻上りでしたが、FM3A はさほど消費が増えない印象です。1時間で2本がやっと。
生田緑地ばら苑をフィルム撮影
入手して間もない FM3A の試し撮りを兼ねて生田緑地ばら苑で撮影してきました。レンズは 50mm 一本勝負で、フィルムは Kodak EliteChrome 100 ExtraColor (EBX) および E100VS です。スキャンはフォトレコなので色の再現性はあまりよくありません;-)
生田緑地ばら苑はボランティアが手入れされていますが、年々技術が上がっています。今年のは開花時期もばっちりで、美しいばらを鑑賞することができました。

Eye-Fi Mobile X2 を入手
本日からオープンソースカンファレンス 2011 Hokkaido に出展するための遠征に出ています。ここで、なんとデジタルカメラ用のメモリーカードを全く持って来なかったことに気がつきました。フィルムカメラだけで粘ってもいいのですが、懇親会での撮影など、光量やテンポが求められる場合はデジタル一眼レフが必須です。ということで、急遽札幌でメモリーカードを入手することにしました。選択したのは Eye-Fi Mobile X2 カード。Eye-Fi ではなく UHS-I 準拠 SD カードにする手もありましたが、対応するカメラを持ってなくて宝の持ち腐れになりそうなので、興味のあった Eye-Fi にしました。
まずは何も設定もせずに、普通の SD メモリーカードとして使いました。その後、ホテルに戻ってから MacBook へのソフトウェアのインストールを行なって、翌日は WiFi 内蔵カードとしての能力を試しました。撮影データは、持ち運んでいる MacBook へのローカルコピーおよび MobileMe ギャラリー (非公開) へのアップロードとしました。
威力を発揮したのが、オープンソースカンファレンスのブース写真やライトニングトークです。ライトニングトーク登壇者やドラ娘を撮影しても、いちいちメモリーカードを吸い出す必要がなく、手元の MacBook に随時入っていきます。適当に加工して TwitPic にアップロードする作業がきわめて早く行えます。
小樽を観光
札幌でメモリーカードを入手して小樽に向かいました。レトロな町並みとおいしい寿司が有名です。きっちりしたスケジュールは組んでませんでしたが、駅前で市内路線バスの1日乗車券を入手して、寿司屋で遅めの昼食を食べつつスケジュールを考えました。まず天狗山からの風景撮影、その後下に降りて運河を撮影し、町並みの撮影という行程です。
時々雨が降る悪天候でしたが、天狗山ではガスが晴れて下界の景色を望むことができました。運河では地ビールの小樽ビールの醸造場も見学し、その後バスに乗って日本酒の酒蔵も見学するという酒づくしにしました。小樽は夜景もすばらしいそうですが、札幌で宴会が待っていたためあきめました。またの機会に〜〜。

北海道の夜はケータイ大喜利参加できず
6月11日(土)のケータイ大喜利は、オープンソースカンファレンスの後の二次会で飲んでいたので参加できませんでした。さすがすすきのだけあって深夜26時まで過ごしてしまいました。今回のお題は「電車」だったらしく、リアルタイムで投稿したかったですね。
二次会は23時30分くらいで切り上げてホテルに戻る予定だったのですが、WordCamp Sapporo をやりたいねーという話で盛り上がってしまい、閉店まで居たのでした。いやあ札幌はいいところです。

北海道3日目は帯広巡り
北海道旅行3日目は帯広です。去年は旭川空港から帰ったので今年は帯広空港から帰ることにしました。どこを見るかは直前まで悩みましたが、札幌から特急で移動しても10:40着ということで、まずは市内で豚丼・六花亭本店・柳月本店を巡り、それからばんえい競馬見学を入れて、愛国駅→幸福駅と経由して空港に向うことにしました。
まずは札幌からスーパーとかち1号に乗ります。帯広まで2時間40分弱です。運賃と特急料金で7120円もしますし、JR北海道は先日列車炎上事故を起こしたばかり。ちょっと不安でしたが、3000円の高速バスでは帯広着が12時になってしまい時間がもったいないので、やむなく特急です。
やはり車内はガラガラで、新さっぽろや南千歳で少々乗車があるものの、乗車率10%ぐらいでした……。千歳線は非常に飛ばしますが、石勝線は行き違いもあって比較的ゆったりした走りでした。
帯広に到着して、軽く市内を回ったあと、豚丼発祥の店「ぱんちょう」に入ってみました。11時開店の直後に行ったにかかわらず満席で、かろうじて1人だけ入ることができました。肉の量で値段が異なり、「華」が一番多く、その次がなぜか「梅」です。肉厚でジューシーな豚肉は食べごたえがありました。味付けは甘みが控え目で、かなり好みに近い味でした。
豚丼の後は帯広競馬場に移動してばんえい競馬を鑑賞しました。帯広バスターミナルで、往復のバス運賃+入場料+おみやげ+とかちむら割引券がセットになったチケット500円があったので、それを購入しました。バラバラで購入すると、バスが190円x2、入場料100円、おみやげは缶入りお茶なので、お茶の分だけ (約80円) 得することになりますね。
スタンドもありますが、迫力ある競争を撮影するには間近で見られるエキサイティングゾーンがベストです。大砲のような望遠レンズがついたカメラを持った人も多数で観光名所となっているようです。
競争を1つ見学してからは馬券も購入してみました。第5レースは老馬ながら人気のある「ゴールデンバージ」が出走し、見事に勝利しました。しかし、一番人気だったので、「当たってもつまらない」ということでわたしは9番を含む券を買わなかったんですよね……。
第6レースを見てから撤収し、市内に戻りました。柳月本店と六花亭本店をハシゴして土産のお菓子を購入してから、いよいよ広尾ゆきバスに乗車です。
帯広15:30発の広尾ゆきバスに40分ほど乗ると愛国駅に到着しました。きちんと「かつての愛国駅が見えます」というアナウンスが入るのは親切です。駅舎や周辺の「愛国から幸福ゆききっぷ」のモニュメントなどはきれいに整備されていますが、土産物屋などは閉店してしまっています……。次のバスまで1時間あったので愛国小学校や愛国神社に寄ろうと思いましたが、思いの外遠かったので途中であきらめて戻ってきました。
5分ほど遅れてきた17:21発のバスに20分ほど乗車して幸福駅に移動しました。20年ほど前に訪問したことがありますが、ほぼ雰囲気が変わっていないのは感動でした。ここは土産物屋が営業していて、さまざまなサイズや形状の記念きっぷが売っています。本物に近いサイズの硬券から、大きく延ばしたもの、木の板で作ったものなど、いろいろあります。「幸福という駅名に因んで鐘も設置されており、時折カップルが鳴らしていました。
ここでは30分ぐらいしか滞在できず、すぐ空港ゆきバスに乗りました。そう、幸福駅は国道から空港に向う道路の途中にあるので、空港バスの乗り場から近いのです。
空港では時間があまりなく、夕食を食べる時間がありませんでした。しかし、帯広のもう1つの名物である「牛トロ丼」は空港になかったのであきらめもつきました;-)
そして、19:05 の羽田ゆき飛行機で帰還しました。ちょうど日没の時間だったのですが、運悪く左側の席に座ってしまったため、日の入りを撮影することができませんでした。帯広空港は基本的に南側に離陸するので、落日風景を見るには左側に座らないといけないのでした。うーん残念。

イー・モバイル GP01 に機種変更
先週の北海道ゆきで光ポータブルが行方不明になってしまいました。OSC 参加者やスタッフに捜索を依頼しましたが、なかなか出てきません。モバイル通信機器がないのは不便ですから、とりあえずイー・モバイルショップで SIM 再発行して通信端末も機種変更で入手することにしました (SIM 再発行は取次店ではできません)。光ポータブルは NTT 東日本のレンタルであって、イー・モバイルから購入した履歴は 2009年4月に入手した D21HW のままです。2年が経過しているので安価に次の端末に移行できるはずです。
当然ながら狙いは Pocket Wifi ですが、42Mbps 対応の GP02 は7月以降発売ということでまだ入手できず。今さら 7.2Mbps の D25HW はないだろうということで 21Mbps 対応の GP01 にしました。運がいいことに17日開始の高速モバイルキャンペーンによって、「にねんS」を契約すれば G4データプラン (42Mbps 対応) でも3,880円/月になりました。
驚いたのは SIM 再発行で電話番号が変わってしまったこと。データ通信専用 SIM ですから、電話番号は端末を識別するだけの記号でしかなく、その番号に他人からかかってくることはないのですが、「イー・モバイル開業直後に入手した若い局番」だったので少し残念でした。
肝心の通信速度ですが、早くなった気がしませんでした。それもそのはず、よく調べると、料金プラン変更が7月からになっていました。6月は 7.2Mbps までの「データプラン」のままだったのです。7月以降に速度調査が必要ですね。
ひさしぶりにケータイ大喜利にきちんと投稿
6月18日のケータイ大喜利は、ひさしぶりにきちんと投稿を行いました。それでも昼間は忙しかったためにネタ考案はできず、生放送中に回答を考えて投稿しました。
しかし、回答の記録を怠ったため覚えている範囲で没ネタを晒します。記録は、携帯電話のウェブ履歴を辿ることで行なっていますが、それまでの間に ezweb でヨソのサイトを閲覧してしまうと履歴が押し出されて消えてしまうんですよね。
- なんじゃそれ!「月刊デパート」の特集とは?
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- 屋上遊園地の不人気アトラクションワースト10
- あの大食堂カレーライスのレシピを極秘公開
- 包装紙の間違った畳み方教えます
- (ルーキー) お宅訪問番組。リポーターが「ははぁ〜帰ってほしいんだな」その理由とは?
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- 家族の人数分だけ寿司の出前を注文した
- 他局の番組の話題しかしない
- 夜中の3時に山下さんから電話が。「今いうこと?」何と言った?
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- お前の電話番号教えてくれ

妙楽寺であじさい撮影
6月19日、あじさいまつりが開催されている妙楽寺であじさい撮影会を開きました。総勢8人が一眼レフを携えて撮影にいそしみましたが、最近のカメラブースはすばらしく、一眼レフユーザーはそこそこの数が見受けられました。
まずは遊園駅北口近くにある隠れ家イタリアンの「リストランテ・ガット」で昼食会です。ピッツァやパスタ料理もすばらしいのですが、何よりサラダの胡麻ドレッシングが絶品です。カメラ好きが集まるだけに、料理が出るたびにカメラが動くのですから大変です!!
その後、昼から合流組と駅の南口で合流し、妙楽寺に向かいます。当初は徒歩にしようと思いましたが、途中でバスに追い越されそうだと判明してバス移動に変更しましした。遊園駅から長尾停留所まではそこそこ距離がありますから、歩くと大変だったでしょう。
長尾交差点からあじさい寺までは上り坂ですが、地元住民によってあじさいが手入れされているため、撮影で立ち止まること多数でした。
妙楽寺では盛大にあじさいまつりが開かれていましたが、時間が遅かったため、あじさいの苗配布は終了しており、町内会による焼きそば販売も売り切れてしました……。野点は行なわれていましたが、食事したばかりのわれわれは目もくれず、撮影に邁進でした。
本堂左側はあじさいが段々に咲いていますが、満開ではなく写真に撮ると緑ばかりになってしまいました。境内左側の山になっている部分は見事に満開でしたが、写真にすると画になりづらい光景でした……。
その後、坂を降りてバスに乗り、飯室停留所近くのサイゼリア無限コーヒー (ドリンクバーのこと) を注文して写真談義に花を咲かせました。
今回の撮影会に参加されたみなさん、ありがとうございました。ブログ記事を書くまでが遠足です。適宜写真は Flickr などで公開しましょう。