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北海道3日目は帯広巡り
北海道旅行3日目は帯広です。去年は旭川空港から帰ったので今年は帯広空港から帰ることにしました。どこを見るかは直前まで悩みましたが、札幌から特急で移動しても10:40着ということで、まずは市内で豚丼・六花亭本店・柳月本店を巡り、それからばんえい競馬見学を入れて、愛国駅→幸福駅と経由して空港に向うことにしました。
まずは札幌からスーパーとかち1号に乗ります。帯広まで2時間40分弱です。運賃と特急料金で7120円もしますし、JR北海道は先日列車炎上事故を起こしたばかり。ちょっと不安でしたが、3000円の高速バスでは帯広着が12時になってしまい時間がもったいないので、やむなく特急です。
やはり車内はガラガラで、新さっぽろや南千歳で少々乗車があるものの、乗車率10%ぐらいでした……。千歳線は非常に飛ばしますが、石勝線は行き違いもあって比較的ゆったりした走りでした。
帯広に到着して、軽く市内を回ったあと、豚丼発祥の店「ぱんちょう」に入ってみました。11時開店の直後に行ったにかかわらず満席で、かろうじて1人だけ入ることができました。肉の量で値段が異なり、「華」が一番多く、その次がなぜか「梅」です。肉厚でジューシーな豚肉は食べごたえがありました。味付けは甘みが控え目で、かなり好みに近い味でした。
豚丼の後は帯広競馬場に移動してばんえい競馬を鑑賞しました。帯広バスターミナルで、往復のバス運賃+入場料+おみやげ+とかちむら割引券がセットになったチケット500円があったので、それを購入しました。バラバラで購入すると、バスが190円x2、入場料100円、おみやげは缶入りお茶なので、お茶の分だけ (約80円) 得することになりますね。
スタンドもありますが、迫力ある競争を撮影するには間近で見られるエキサイティングゾーンがベストです。大砲のような望遠レンズがついたカメラを持った人も多数で観光名所となっているようです。
競争を1つ見学してからは馬券も購入してみました。第5レースは老馬ながら人気のある「ゴールデンバージ」が出走し、見事に勝利しました。しかし、一番人気だったので、「当たってもつまらない」ということでわたしは9番を含む券を買わなかったんですよね……。
第6レースを見てから撤収し、市内に戻りました。柳月本店と六花亭本店をハシゴして土産のお菓子を購入してから、いよいよ広尾ゆきバスに乗車です。
帯広15:30発の広尾ゆきバスに40分ほど乗ると愛国駅に到着しました。きちんと「かつての愛国駅が見えます」というアナウンスが入るのは親切です。駅舎や周辺の「愛国から幸福ゆききっぷ」のモニュメントなどはきれいに整備されていますが、土産物屋などは閉店してしまっています……。次のバスまで1時間あったので愛国小学校や愛国神社に寄ろうと思いましたが、思いの外遠かったので途中であきらめて戻ってきました。
5分ほど遅れてきた17:21発のバスに20分ほど乗車して幸福駅に移動しました。20年ほど前に訪問したことがありますが、ほぼ雰囲気が変わっていないのは感動でした。ここは土産物屋が営業していて、さまざまなサイズや形状の記念きっぷが売っています。本物に近いサイズの硬券から、大きく延ばしたもの、木の板で作ったものなど、いろいろあります。「幸福という駅名に因んで鐘も設置されており、時折カップルが鳴らしていました。
ここでは30分ぐらいしか滞在できず、すぐ空港ゆきバスに乗りました。そう、幸福駅は国道から空港に向う道路の途中にあるので、空港バスの乗り場から近いのです。
空港では時間があまりなく、夕食を食べる時間がありませんでした。しかし、帯広のもう1つの名物である「牛トロ丼」は空港になかったのであきらめもつきました;-)
そして、19:05 の羽田ゆき飛行機で帰還しました。ちょうど日没の時間だったのですが、運悪く左側の席に座ってしまったため、日の入りを撮影することができませんでした。帯広空港は基本的に南側に離陸するので、落日風景を見るには左側に座らないといけないのでした。うーん残念。