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ニコンからミラーレスのレンズ交換式カメラ Nikon 1 発表
本日、ニコンからミラーレスのレンズ交換式カメラ「Nikon 1」が発表されました。ニコンの用語としては「ミラーレス」と使わずに「レンズ交換式アドバンストカメラ」という名称になっています。機種は2ラインナップがあり、ファインダーなしの J1 と、電子ビューファインダー (EVF) つきの V1 があります。気になるセンサーサイズは 13.2×8.8mm で、フォーサーズの半分の面積。35mm フィルムの焦点距離とは約 2.7 倍の比率となっています。
交換レンズは4種類発表され、10mm のパンケーキ、10-30mm の標準ズーム、30-110mm の望遠ズーム、10-100mm の電動パワーズームです。レンズキットの場合は筐体の色と同じカラーリングのレンズが附属しています。当然ながらマウントは F マウントではなく、新規採用の「1 マウント」となっています。
ミラーレスとしては、マイクロフォーサーズやソニー NEX に比べて後発になるわけですが、後出しとしての特徴は、「センサー面での位相差 AF」による高速なオートフォーカスを実現したことでしょう。また、ミラーがないことで30コマ/0.5秒の連写も可能となっています。
操作性はコンパクトデジタルカメラの体系を踏襲しているようで、一眼レフからのサブ機というよりは COOLPIX からのステップアップを狙ってると思われます。F マウントのレンズを付けられるマウントアダプターを使っても「焦点距離が 2.7 倍」になるのでは、ことごとく望遠になってしまいますからレンズの流用は厳しいですよね……。
9月30日、ニコンのショールームで実物を触ってみましたが、持った感じは「J1 の方がしっくりくる」感じです。V1 は本体が厚くてずっしりした感じです (バッテリーが D7000 と共用と重くなっているからかも)。オートフォーカスは早いのですが、ウリの「モーションスナップショット」は撮影後の書き込み時間が長い (2〜5秒くらい) のが残念です。もうちょっときびきびしてもらいたいところ。画質は持ち帰り不可で、ディスプレイで見るしかできないので評価不能です。
交換レンズの小ささから Nikon 1 はそれなりに売れる気がしますが、わたしはいらないですね……。

AF-S DX NIKKOR 18-105mm のマウント修理完了
先日の WordPress 3.2 リリースパーティー in Tokyo で 壊してしまった AF-S DX NIKKOR 18-105mm ですが、修理が完了して配達されました。残念ながら見積り金額そのままで1万8585円かかってしまいました。マウント自体の部品代は480円なのですが、工賃が10,200円、VR 機構 (3-4 群部品) が7,270円という金額です……。
ともあれ、すこぶる快調な状態に復帰しましたので、どんどん撮影にはげみたいと思います。

2年ぶりに犬吠を訪問
2年ぶりに銚子は犬吠に行ってきました。今回は写真撮影が目的です。ラインナップとしては、デジタルが D90 + AF-S NIKKOR 28-300mm, フィルムが FM3A + 20mm/28mm/50mm + ILFORD FP4/HP5 + Kodak EBX です。
犬吠駅から犬吠崎までは少々歩くのでバスにしようかと思ったのですが、銚子駅での接続が30分程度待つということで、うっかり銚子電鉄に乗ってしまいました。銚子電鉄ブームは沈静化したのか、乗客は少な目でしたが、ガラガラではなく、2,30人くらいは乗っていました。満員すし詰めよりはこちらの方が楽でいいですね。犬吠駅から歩くと、結局、岬に着いたらバスの到着とほとんど変わらない時刻……。
岬と灯台は見慣れた風景なので、見学はそこそこに撮影に熱中しました。16時ごろに外川駅に出て撮影を続け、銚子駅に戻りました。この日の夜は銚子みなとまつりで花火がありましたが、疲れていたため人出に耐えられそうになく、見送りました。バスにしておけばよかった。