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福島ウルトラマン空港から伊丹へ
会津ゆき最終日は関西への移動です。朝6:55のバスで郡山に向かい、福島空港に向かって、そこから伊丹に飛びます。郡山までは定刻より20分早着したので1本早い8:00発の空港ゆきに乗ることができました。空港では時間が余ったため、存分に「ウルトラマン展示」を堪能しました。待ち合い室の展示は3年前のものと変わっていますね。
晴天だったため、フィルムカメラによる離着陸撮影もばっちり撮れました。とはいえ、離陸時は田園風景からすぐ雲の中に入ってしまい、あまりいい景色が撮れませんでした。着陸時は八尾空港から布施上空を通り、大阪城や本日グランドオープンの大阪ステーションシティを眺めることができました。左側の席にしておいて大正解!!

会津でフィルム撮影三昧
今年の5月連休は2日と6日の両方を休みにして10連休を作りました。2日〜4日は以前から計画していた会津ゆきで、震災の影響が少ないということから予定通り敢行しました。会津旅行は1泊2日で慌しい行程になってしまうことが多いですが、今回は2泊3日でゆったり過しました。とはいえ3日目は早朝から福島空港への移動のため実質的には会津に「丸2日いる」感じでしたが。
東京電力の原発事故が「福島県」ということで同じ福島県に属する会津も風評被害が少なからずあるようです。しかし、発電所からは90km程度離れていて、仙台と発電所との距離と同じぐらいの距離感です。それだけ福島県は「横に長い」のです。もともと会津と中通り・浜通り地域とは文化も多少違いますし。実際に行ってみると観光客は2割ぐらい減ということで、そんなに寂しいわけではありませんでした。
今回の会津ゆきはフィルムカメラに嵌ってから初めてということで、鶴ヶ城の桜をメインに町並みを撮ってみようと計画しました。
まずは巡回バス「あかべぇ」で武家屋敷にて降りました。3日昼間に回る予定でしたが、バスの車窓から見える桜が見事で「ここだ」と思って急遽行程変更しました。予想は大当りで、少し散っていましたが、散った花弁と咲いている枝の対比がとても美しくなりました。
その後ホテルにチェックインして鶴ヶ城に向いましたが、こちらはかなり散っており桜撮影は不調でした。お城自体はとても決まるのですが……。
夜は定番の居酒屋で宴席とし、ネガフィルム「Venus」で料理写真の撮影に試みました。ISO 800 の威力は伊達ではなく、店内でもきれいに撮れます。
翌日 (3日) の昼は居酒屋のご主人に喜多方のイタリア料理店を案内して頂きました。ここではデジタル一眼レフでの撮影に絞って料理写真を撮りました。料理はデジタルカメラの方がホワイトバランスなどが適切に決まるので撮りやすいですね。
その後、わたしは御薬園に移動し、花の撮影および園内にある重陽閣でティータイムとしました。さすが歴史ある建物なので、いい画が撮れます。
会津は空襲に遭ってないだけに歴史的建造物が多く残っていて、写真撮影にも向いています。今回はモノクロ撮影をしなかったのですが、次回訪問時はモノクロも試したいと思います。

WordBench 埼玉・東京もくもく会に参加
4月29日は「肉の日」となる休日でしたが、WordBench 埼玉・東京共同開催による「WordPress もくもく会」に参加しました。当初、29日は屋外ジンギスカンパーティーの東海支部「J2 東海」を開催する目論みがありましたが、準備が間に合わず5月29日に延ばしたため、体が空いていたのです。
「もくもく部」は大勢が1箇所に集まって、それぞれがテーマかプラグインか何かを作る、というワークショップです。ハッカソンとは違って競いません。共通点は困ったことがあればその場にいる人に聞ける点です。
わたしは最近バージョンアップが滞っている Ktai Style のバグフィックス等を行いました。残念ながら携帯電話の IP アドレス帯の更新に時間が取られて完成には至りませんでした。後日修正を続けて 2.0.4 ないし 2.1 を出します。
懇親会は赤羽の誇る飲み屋ストリート「OK横丁」の名店「八起」に入りました。ISO3200のフィルムでの撮影を試してみましたが、なかなかの画ですよ。

造幣局桜の通り抜け
OSC 神戸の翌日は桜撮影ということで造幣局の桜の通り抜けに行きました。関西では有数の桜スポットで、ソメイヨシノ以外の多数の品種が育てられていることが特徴です。
写真趣味にどっぷり漬かってみると、他の写真家が持っているカメラが気になってきます。デジタル一眼の人気が高まっているようで、大砲のようなレンズを付けた人もちらほら見かけました。しかしフィルムカメラっぽい人はあまり見かけず……。
造幣局では毎年1品種を選んで「今年の花」として紹介しているそうです。2011年は「妹背」という品種でした。
好天もあって人出が多く、なかなか落ちついて撮影はできませんね〜〜。桜の通り抜けは一方通行で「できるだけ立ち止まらないで」という案内もあるため、「さっと撮ってさっと場所を空ける」手際が必要です。

二ヶ領用水で桜撮影
9日、10日と近所の二ヶ領用水で桜撮影をしてきました。10日は WordBench 川崎の行事として大勢で桜撮影を行いまして、9日はそのための下見という名目でした。
10日はまず生田緑地の枡形山に登り、展望台から桜を見下ろす景色を楽しみました。その後、カフェテリアTAROで休憩し、昼過ぎから二ヶ領用水に移動して桜のトンネルを堪能しました。二ヶ領用水は桜並木が見事で、通路で宴席を広げている人でにぎわっていました。前日9日は天候不順で宴会している人がほとんどいなかったので10日に集中したんでしょうね。
二ヶ領用水はどこから撮影しても画になりますが、特に南武線との交差地点は列車をバックに撮れるので人気です。今回はフィルムカメラ F80S での作例がうまく構図が決まった写真になりました。デジタル一眼レフの D90 は連写バッファー不足があだとなり、ベストの列車位置直前で連写スピードが落ちてしまって失敗作が多発してしまいました。
フィルム写真で興味深いのがネガフィルム REALA ACE とリバーサルフィルム E100VS の発色の違いです。桜の花弁は REALA ACE の方が自然な発色となりました。E100VS の方は青空の青や花弁のピンクが鮮烈ですが、全体に青っぽい感じになりました。桜撮影では REALA ACE を使った方がよさそうですね。

ナカバヤシのフォトレコを入手
ナカバヤシから発売されている写真スキャナ「フォトレコ」を入手しました。この手の簡易型フィルムスキャナでは「フィルムをライトで照らしてデジカメで撮影する」仕組みが多いのですが、フォトレコは一応「スキャンする」仕組みになっています。ラインナップとしては、プリント写真だけスキャンできる PRP-100 と、ネガ・ポジフィルムもスキャンできる PRN-100 の2種類があります。当然フィルム自体をスキャンできる後者を入手しました。
フォトレコは利用者が少ないようで、ウェブ検索してもレビューがあまり出てきませんでした。画質は悪くないようですが、数%ほど横長の画像になってしまう欠点もあるようです。確かに、取り込んだ画像のサイズは 1,632 x 1,056 ピクセルで、35mm フィルムの「3:2」の比率から見ると横長になっています。正確に 3:2 ならば横幅は 1,584 ピクセルになるはずですから、3%ほど伸びている計算になります。
でも、風景ならば気にならない範囲です。人物写真の場合は数%の伸びでも太って見えてしまうので不自然なスキャン結果になります。人物画像のスキャンはきちんとお店に頼んだ方がいいですね。
スキャンの作業はとても軽快に進みます。スリーブ1枚当たり1分ちょっとで読めるので、1ロール10分ほどで完了します。
肝心の画質ですが、お店で現像してもらって平坦になっているフィルムだときれいに読み取れます。ネガフィルムの場合は、お店スキャンよりもあっさりした画像になりますが、これはこれでありだと思います。自家現像したモノクロフィルムの場合は、多少カールがあるためピントが甘くなってしまい、画質が少し低下してしまいます。色味は悪くありません。

先週に続いての飯田線攻略は小和田駅
先週はムーンライト信州で飯田線北半分 (辰野〜天竜峡) に乗ったのですが、今週はムーンライトながらで飯田線南半分に乗りました。目的は小和田駅などの秘境駅探訪です。
ムーンライトながらを豊橋で下りると飯田線の初電に乗れるのですが豊橋でかなり待たないといけません。それが辛いのでながらは名古屋まで乗ってしまい、豊橋に戻ってから7時の列車に乗りました。この日は平岡でさわやかウォーキングが開催されており、中部天竜から平岡まで延長運転されていたので、小和田駅へのアプローチが非常にやりやすくなっていました。
最近は秘境駅が人気になっていますが、わたしが利用した列車は小和田で下りる人が他にいませんでした。そのためゆっくりと撮影することができました。
ここで、通過する特急伊奈路を撮影しようと急いだところ、階段で転倒して F80S を地面にぶつけてしまいました!! しかし、特に異常はなくそのまま撮影を続行できたのはさすがニコン製です (実は F80S は後日故障し、ニコンから「修理不能」と言われました)。体の方はすり傷が多く、撮影旅行の続行は断念しました。とはいえ、ダイヤの都合で天竜峡まで行って、そこから豊橋への折り返しとなりました。

駒ヶ岳写真で現像ムラ
きのう撮影した駒ヶ岳の写真ですが、2本のモノクロフィルムを現像したところ、現像ムラが発生してしまいました……。フィルム同士がくっついた箇所があって、現像・定着ができていないという現象です。原因はリールの巻き付け不良で、モノクロ現像に慣れてきて、いい加減にリールに巻き付けたのが理由でした。
フィルムがくっついた場所はベースが残ったままになってしまったので、その箇所だけ定着液に付けてベースを剥しました。当然のことながら現像はされてないのでフィルムは真っ白です。
フィルムのデジタル化は 55 ステーションに依頼しましたが、現像ムラがあるフィルムでも可能でした。ノーリツの機械は優秀ですね。

飯田線で駒ヶ岳


大分2日目は高崎山とラクテンチ
OSC 大分への出展が終わり、一泊後は友人と合流して大分周辺めぐりです。まずは高崎山の猿見物をしました。ここは自然に生息している猿が集まってくる場所です。餌を撒いて猿寄せをしていますが、飼育をしているわけではないので野生の猿なのです。
猿寄せ場までは徒歩ルートと「さるっこレール」という乗り物があります。モノレールのように見えますが、実は斜行エレベーターです。つまり、鉄道 (索道) ではありません。実際、1台のかごが上下に移動するだけで、ケーブルカーのように2台の車両が行き違うわけではありません。
寄せ場では30分〜1時間ぐらいの間隔で餌付けが行なわれていて、しばらく滞在していれば見ることができます。餌付けのときは数百頭の猿が駆けてきて、それは壮観です。弱肉強食の世界で、αオス (ボスザル) が小猿の餌を奪うなど日常茶飯事だそうです。デジタルカメラ・フィルムカメラ両方で撮影しまして、リバーサルフィルム (エリートクローム 200) では暖かい画になりました。
高崎山を降りて昼食を採り、別府に入ってラクテンチに向いました。ここは2回も経営不振に陥りましたが、なんとか営業が続いています。鉄道ファンにとってはアクセス手段と言えるケーブルカーも「鉄道の一種」であり、乗り潰しの対象となることがミソです。なんと、ケーブルカー乗り場には鉄道免許状が堂々と掲げられています。
ラクテンチと言えばあひる競争が名物です。1回100円で当選したら景品が貰えます。わたしは3回も賭けましたが全部外れ。本日は白枠が本命だったようです。
残念ながら園内の桜はまだ開花していませんでした。さらに、15時ごろから雨が降ってきたため適当に園内を散策して16時過ぎには退散しました。乗り物が安く、景色もいいので、末永く営業してもらいたいものですね。