Ktai Location のバージョン 0.9.0 をリリースしました。今回の特徴は、複数の位置情報がある場合にすべて記録すること (同一地点は除外)、ドコモ GPS・ソフトバンク GPS に対応したこと (実機では試してないので動くか不安;-) が特徴です。
Ktai Location と連携する Lightweight Google Maps, KtaiLoc2otenki は、複数の位置情報があっても最初のもののみ読むようになっているので、Ktai Location 0.9.0 にバージョンアップしても動作に影響はありません。
次は、この2つのプラグインを複数位置情報対応にすることが目標ですが、どうやって対応するかが悩むところです。Google Maps プラグインの方は単純に複数の地図を出せばいいのですが、複数ある位置情報が近接している場合、表示させる地図をまとめて1つの地図にマーカーを複数打つ方が自然でしょう。
で、1つの地図にまとめられるかの判定が少し難しいのです。Google Maps の API を使うと、ある地点が地図の表示範囲内にあるかの判定ができますが、これは JavaScript コードのため、JavaScript のレベル (–閲覧者のブラウザ上) で、地図を1つにまとめるか複数表示するか決定しなければなりません。PHP 上で範囲判定できれば簡単なんですが……。また、1つの地図にまとめた場合、中央にマークする地点は最後の位置情報を使う方が自然でしょうが、最後の位置情報を使うという点で、コーディングが少し難しいと予想されます。
KtaiLoc2otenki の方も、すべての地点が近接していたり、お天気が同じならば問題ありませんが、離れている場合はどちらの地域を選択するべきか悩みます。wp-otenki が複数の地域に対応してくれたら、素直に複数の地域を書き出せばいいので楽ですが;-)