2007-06-23
晴れ

架線事故の復旧遅れは乗客の非常コック操作が原因

yuriko による 01:36:24 の投稿
カテゴリー: 鉄道ネタ
タグ: ,

きのう22日は、JR 東北線での架線事故で列車が大幅に乱れて、JR 東日本が国土交通省から怒られました (警告文書 PDF)。でも、架線が切れた線路のみならず、並行している京浜東北線や東北貨物線まで列車が止まったのが不思議でした。朝日新聞の記事によると、乗客が非常コックを操作したため、二次災害を防止するべく防護無線を発令したからだそうです。

架線が切れた線路は、東北線と高崎線が共用している区間。架線が切れた後に大宮駅も停電したため、並走する湘南新宿ラインも止まった。さらに架線切断の約15分後、現場南側のさいたま新都心—浦和駅間に停止していた東北線上り電車の乗客が、車内にある非常ドアコックを操作してドアを勝手に開けてしまった。気づいた運転士が付近の電車に停止を求める防護無線を作動させたため、京浜東北線も止まってしまった。

今回、JR は立ち往生した列車から乗客を歩かせて最寄りの駅まで誘導したのですが、わたしは「なんとマヌケな対応だろう」と思っていました。こんなことをすれば復旧まで時間がかかってしまうのは明白ですから。むしろ、ディーゼル機関車で牽引するとか、並行する線路に列車を横付けして乗り移らせるとかすればいいのです。しかし、勝手に外に出た乗客がいたら機関車や列車を動かせないわけで、仕方なかったと言えるでしょう。

つまり、はっきり言うと、この「非常コックを引いた乗客」が大遅延の主原因と言えるでしょう。架線が切れただけなら1時間程度で復旧できたはずが、5時間も止まってしまったのですから。本人からすれば、「満員電車に閉じ込められるのはしんどい」などの理由があったのでしょうが、勝手に線路に出てしまうと、他の人に迷惑がかかるんですよね。JR は、こういう「勝手なことをする乗客」が出ないよう、車内放送をマメにする必要があるでしょう (照明や車内放送のための予備電源が積まれていたはず)。

架線が切れるような事故を起こすこと自体まずいですが、その後の対応があまりにお粗末すぎるのは、どうにかしてもらいたいものです。JR 東日本は過去にも事故対応がまずすぎた (中央線の高架工事遅れとか、京葉線東京駅の火災とか) のですが、まったく改善されてないようで。

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