横浜市交通局が、3月30日より、スマイルマナー向上員を導入すべく、募集を行っています。
でも、この導入自体、はっきり言って疑問です。募集案内にも書かれている通り「全席優先席には賛否両論ある」そうです。なのに、マナー向上員によって全席優先席の理解浸透を図るというのは、「反対意見の無視」に当たることになります。民間企業の路線ならともかく、公営交通で、市民の反対意見を無視するのというのは、いかがなものかと思います。民主主義の無視ですよ!!
また、「座席を譲る」というのは、わたしの考えでは偽善行為だと思うので、それを推奨するのは問題です。本当に素晴しい行為は「最初から席に座らない」もしくは「混んできたら自然と席を立つ」行為です。一度席に座っといて、後で特定の人に譲るのは偽善以外の何者でもありません。(バス等、立つことが好ましくない交通機関は仕方ないかも)
そして、「席を譲ってもらえる」のは、マジョリティーな弱者 (高齢者や妊婦等) に限られるという欠点があります。若いのに膝が弱いとか、目が不自由な人はめったに譲ってもらえません。マイノリティーが軽んじられるという点で、「席を譲る」行為には問題があります。
横浜市がマナー向上員を導入するならば、弱者中のマイノリティーをいかに拾えるか、がポイントになるでしょう。グリーンライン初乗りのとき、マナー向上員を見つけたら質問してみようかな?
