2009-07-08
雨のちくもり

幸福実現党の「のぼり」は許されるのか?

yuriko(a) による 18:58:46 の投稿
カテゴリー: 地域情報
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登戸駅ペデストリアンデッキでは、毎日のように幸福実現党が演説しているようです。普段はバス通勤のため遭遇しませんが、今日は電車を使ったので目に入ってしまいました。ここで、歩道橋の手すりに「のぼり」が針金でくくりつけられていることが判明しました。チラシを配っている人に尋ねると「許されていると認識している」という回答でした (==つまり、市長の許可を得たものではない)。サンキューコール川崎に問い合わせてみると、「手元の資料では分かりませんでした。関係部署は閉庁しているため、翌日以降、建設局路政課にお問い合わせください」とのことでした。

で、路政課のウェブサイトを見てみると、このような「のぼり」は、継続的に設置していれば屋外広告物に該当します。そして、横断歩道橋や道路のさくには屋外広告物を設置・表示できないことになっています。これは「違反広告物」の可能性が高そうです。なお、登戸駅は「設置できない地域2」には含まれません。

ところが、勝手に除去はできなさそうです。「路上違反広告物除却推進協力員が除却の対象としない物件」に「政治団体、宗教団体、労働組合等が表示し、又は掲出する営利を目的としない『はり紙、ポスター、はり札等、広告旗及び立看板等』」があります。うーん、幸福実現党は、政治団体もしくは宗教団体のどちらかには該当しそうです (総務省から政治団体として拒否されたとしても宗教団体の方が残っている……)。これだと、「認められた広告物ではないが、強制的な除去はできない」と言えそうです。(市の職員が職権で除去するしかない)

厳密な判断は路政課に質問して確認してみますが、はたして、幸福実現党は「政治団体だから除去されない」という規定を知っててやっているのか、知らずにやっているのか、それが問題ですね……。いずれにせよ、コンプライアンス軽視という気がしますが ;-)

政治団体の違反広告物を撤去する権限が、路上違反広告物除却推進協力員に付与されていれば、ぜひとも協力員になって撤去するのですが ;-)

[追記 7月9日] 建設局路政課に問い合わせました。政治団体に対しては広告物を許認可していない。ただし、政治活動という性格上 (言論・集会の自由があるので)、むやみに禁止と言いにくい。公共交通に支障がある場合は指導するし、夜間も放置している場合は継続的な設置になる (==無断でのポスター貼り付けと同等) ため禁止物とみなせる、という回答でした。演説者がいる間だけの設置ならば「一時的」であり、集会の自由が尊重されるという考えでした。比較的柔軟に運用されている感じですね。

個人的には、公共の場で演説するのは自由ですが「拡声器を使う」のだけはやめてもらいたいと考えます。うるさいので迷惑です (そういう団体・候補者は真っ先に投票対象から外します)。選挙カーも同等です。まあこれは、「名前を連呼する」ぐらいしか合法な活動とならない公職選挙法がダメなのですが。