いよいよ、USJ プレミアショー見学 & 急行みよし乗車ツアーの1か月前となりましたので、乗車券をどう買うか検討してみることにします。
西九条〜ユニバーサルシティ駅を除けば片道乗車券が買える経路なので、さほど悩む必要はありません。駅すぱあとで運賃を算出させようとしましたが、姫新線、芸備線を乗り通すローカル線経路を強要させるために途中駅を多数指定する必要がありますが、経由は4駅しか枠がないので思うように経路が出てきませんでした。仕方なく、紙の時刻表でキロ数を計算しました。
関西空港→大阪 56.7km (幹線、関西空港〜日根野の加算運賃 210円) 大阪 →姫路 87.9km (幹線) 姫路 →新見 173.9km (地方交通線換算キロ、営業キロは 158.1km) 新見 →播磨神代 6.4km (幹線) 播磨神代→広島 175.0km (地方交通線換算キロ、営業キロは 165.5km) 広島 →岡山 161.3km (幹線) 岡山 →宇野 32.8km (幹線) 合計 694.3km、10080円 (加算運賃含む)
ここに、西九条〜ユニバの往復320円を加えると 10,400円となります。
さて、680km が運賃計算の分界点なので、どこかで分割すれば安くなります。終端付近の彦崎で分割すると、679.6km + 14.7km → 9560円 (+210円 + 320円) + 230 円 で 10,320円となり、80円安くなります。
しかし、初めの方で大阪市内区間を通過するため、関西空港→杉本町 (大阪市内の南限)、大阪市内→宇野と分割する手があります。杉本町〜大阪のキロ数が省略されるため安くなりそうですが、実際には、39.1km + 637.6km → 860円 (+ 320円) + 9350円で 10,530円となってしまい、かえって割高です。しかも、実は2枚目が「大阪市内発」なので、西九条で途中下車ができません。
途中下車ができないなら、1枚目を関西空港〜ユニバーサルシティとし、2枚目はユニバ駅で「大阪市内発」のきっぷを行使すればいいことになります。この場合、1160円 + 9350円で 10,510円となり、まだ通し発券より高いです。1枚目を東佐野で分割すれば、30円安くできますが、焼け石に水です。
関西空港〜新今宮を南海電車に乗ると、関西空港〜新今宮 890円、新今宮〜ユニバ 170円、大阪市内〜宇野 9350円で、合計 10,410円。彦崎分割にはまだ勝てません。
と、ここまで書いたとき、駅すぱあとで「新幹線を利用しない」「有料特急を利用しない」「高速バスを利用しない」条件にすれば運賃計算できることに気がつきました。この条件設定ならば、関西空港(鉄道)→林野→新見→三次→広島→宇野、という指定で、問題なく姫新線、芸備線乗り通しの経路が選択され、運賃計算できてしまいました。こうなれば、駅すぱあとの「運賃分割機能」を使えばいいわけです。しかし、結果は「東佐野で分割して80円安くする」ものでした;-) 彦崎分割と変わらへんやん。
80円安くなる程度ならば、関西空港〜宇野で通し購入して記念に残す方がオモロい気がしてきました。JR東日本管内でクレジットカード購入すると払い戻しや変更ができなくなりそうなので、当日関西空港駅で買うことにしましょう。
さて、これだけの長距離きっぷになるならば、行きは新幹線にした方がバーゲンフェアより安くなっていたかも……。横浜市内→姫路→姫新線→芸備線→広島→岡山→宇野、だと 1133.2km (営業キロ) で運賃13,440円のようです。つまり、横浜市内→大阪市内の移動運賃が実質 3,360円ということで、新幹線の e特急券 (エクスプレス予約) の 4,690円を足しても、バーゲンフェアの 9,900 円より安くなりそうです。なんかくやしい〜〜。